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J-GLOBAL ID:202202251302304366   整理番号:22A1046849

機械感受性Ca2+チャンネルOSCA1.1はArabidopsis thalianaの根向屈性曲げを調節する【JST・京大機械翻訳】

The mechanosensitive Ca2+ channel, OSCA1.1, modulates root hydrotropic bending in Arabidopsis thaliana
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資料名:
巻: 197  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0624A  ISSN: 0098-8472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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根は乾燥条件における土壌水分勾配に応答して正の水向性を示した。しかし,水向性を調節する機構はまだ解明されていない。Ca2+はこの応答に関与するが,Ca2+と相互作用する分子因子は現在知られていない。ヒドロ指向性におけるCa2+の役割を理解し,この過程に関与する蛋白質を同定するために,Ca2+フリー培地で培養したArabidopsis thaliana実生の生理学を調べた。サイトゾルおよびアポプラストCa2+キレート剤による処理は,ヒドロトロープ根曲げの増加を誘発し,これは,ヒドロトロープ応答の後期段階でより顕著になった。さらに,機械感受性Ca2+チャンネルであるOSA1.1に欠損した変異体の表現型がCa2+キレート剤で処理した野生型実生の表現型と類似していることを見出した。Ca2+キレート剤による処理は根重力向性にも影響したが,根重力指向性における有意差はosca1変異体において観察されず,OSA1.1が根水向性において特異的機能を持つことを示唆した。さらに,OSA1.1ノックアウト変異体におけるMIZ1の転写レベルは,野生型のそれより高く,特にヒドロトロープ応答の後期において高かった。osca1ノックアウト対立遺伝子に加えてmiz1-1またはmiz2対立遺伝子を運ぶ二重突然変異体は,ヒドロトロピック応答に欠け,その表現型はmiz1-1またはmiz2単一変異体と似ていた。本結果は,OSA1.1がMIZ1とMIZ2と同じシグナル伝達経路内で機能し,細胞膜を横切るOSA1.1仲介Ca2+流入が,後者段階でMIZ1発現を調節することにより,ヒドロトロープ根屈曲を調節するために必要であることを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物ホルモン  ,  植物に対する影響 

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