文献

J-GLOBAL ID：202202252485954158   整理番号：22A0191500

電炉操業におけるエネルギーバランスとCO₂排出抑制の最適化に関する一考察

Optimization of Energy Consumption and CO₂ Reduction in Electric Arc Furnace

著者 (4件)： 山口一良 (東北大 大学院工学研究科) ,  長坂徹也 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  長坂徹也 (東北大 大学院工学研究科) ,  植田滋 (東北大 多元物質科研)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 27  号： 1  ページ： 44-48  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,電炉操業のC源燃焼量,酸素吹き込み量を減少させた時のCO₂排出量と製造コストに与える影響を考察。
・標準的な電気炉(130トン)のエネルギーバランスとして,石炭+LNG費用と二酸化炭素排出量を求めると,それぞれトン当たり7907円,444kgになると説明。
・10ton電気炉のC源燃焼と酸素吹き込みの有/無の条件で操業解析した結果,C源燃焼と酸素吹き込みが無の場合,電力原単位の上昇(総エネルギー原単位は低下)と二酸化炭素排出量の低下を確認。
・ダスト発生量,スラグ発生量の推定方法,ダスト発生機構の考察,130トン電気炉でのダストとスラグ発生量の算出に言及。

シソーラス用語： *電気炉 ,  *製造原価 ,  *二酸化炭素排出量 ,  酸素吹込 ,  エネルギー収支 ,  数値解析 ,  塵埃 ,  スラグ ,  表面処理鋼板 ,  スクラップ ,  *製鋼 ,  亜鉛めっき
準シソーラス用語： C源燃焼 ,  ダスト発生 ,  製造コスト ,  操業解析 ,  発生機構

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

引用文献 (8件)：

• 長坂徹也 : 第205・206回西山記念技術講座, 日本鉄鋼協会, (2011), 83.
• H. Sasamoto and A. Fujisawa : Proc. Electric Furnace Conf. Proc., Iron and Steel Soc., (1997), 123.
• 笹本博彦 : 東北大学学位論文, (2003年3月24日).
• EAF Dust Treatment, ed. by K. Matsubae and T. Nagasaka, ISIJ Innovative Program for Advanced Technology, The Iron and Steel Institute of Japan, (2012).
• 関隆太郎 : 産業機械, (2012) 2, 16.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電炉 ,  操業 ,  エネルギーバランス ,  CO2排出抑制 ,  最適化