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J-GLOBAL ID:202202253941127365   整理番号:22A1160194

無機-有機界面相互作用制御によるヒドロキシアパタイトナノ粒子への単量体メチレンブルーの効果的固定化【JST・京大機械翻訳】

Effective Immobilization of Monomeric Methylene Blue on Hydroxyapatite Nanoparticles by Controlling Inorganic-Organic Interfacial Interactions
著者 (7件):
資料名:
巻: 61  号: 12  ページ: 4865-4878  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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初期P/Caモル比を変えることによってメチレンブルー(MB+)固定化ヒドロキシアパタイト(HM)ナノ粒子の合成に成功した。MB+の固定化量は,初期P/Caモル比が0.6から4.0へ増加すると増加し,HMは初期P/Caモル比に関係なく楕円形状(長さ21~24nm,短長11~13nm)を示した。初期P/Caモル比を増加させると,HM表面上の炭酸塩イオンの数は減少し,これは表面リン酸塩イオン(すなわちP-O-)による静電反発に起因し,表面P-OHは主に解離してP-O-を形成し,MB+とのP-O-の静電相互作用は増強した。ヒドロキシアパタイトの表面P-OHおよびCa2+サイトとMB+の結合は,それぞれ水素結合およびLewis酸-塩基相互作用であった。単量体状態でのMB+固定化の最適合成条件は2.0の初期P/Caモル比であることが分かった。ここで,MB+単量体の存在と初期P/Caモル比2.0における表面炭酸塩イオンの分子占有率は,MB+の固定量に大きな違いのない4.0より高く,4.0の初期P/Caモル比でのMB+が2.0よりも凝集することを示唆した。これらの結果は,炭酸塩イオンの一部がMB+凝集を抑制するスペーサとしての役割を有することを示唆した。従って,MB+単量体とヒドロキシアパタイト表面間の界面相互作用を明らかにし,それは初期P/Caモル比によって効果的に制御できる。これらの知見は,リン酸カルシウム-有機ナノハイブリッドの設計に対する基本的かつ有用な知識を提供するであろう。これらの粒子は,合成条件を最適化することにより,分子状態制御を介して診断および/または治療機能を実現するための基礎材料になると信じる。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  白金族元素の錯体  ,  その他の無機化合物の結晶構造 
物質索引 (1件):
物質索引
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