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J-GLOBAL ID:202202256805557404   整理番号:22A0741010

抗菌活性を有する蛍光性炭素ドットのグリーン合成と大西洋サバ(Scomber scombrus)貯蔵への応用【JST・京大機械翻訳】

Green synthesis of fluorescent carbon dots with antibacterial activity and their application in Atlantic mackerel (Scomber scombrus) storage
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 2098-2108  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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天然物から調製した抗微生物材料は,水産食品を保存し,シェルフライフを延長する新しい方法を提供できる。ここでは,1段階水熱合成によりタマネギ,ショウガ,ニンニクおよび魚を用いて4種類の蛍光炭素ドットを調製した。4つの調製した炭素ドットは,非晶質構造,中性電荷および良好な水分散性を有するほぼ球形でナノサイズであった。タマネギとニンニク炭素ドットは,ショウガと魚類炭素ドットより多くの硫黄元素を含んだ。興味深いことに,タマネギ炭素ドットは,広いpH範囲で良好な安定性を有するPseudomonas fragiに対して最良の抗菌活性を示した。また,タマネギ炭素ドットは,代表的なグラム陰性(大腸菌)およびグラム陽性(Staphylococcus aureus)細菌に対して抗菌活性を示した。Pseudomonas fragiに対するタマネギ炭素ドットの最小発育阻止濃度(MIC)と最小殺菌濃度(MBC)は,それぞれ2mg mL-1と4mg mL-1であった。細胞壁と細胞膜の完全性はPseudomonas fragiに対して損傷され,細胞外アルカリホスファターゼ(AKP)とATP活性はタマネギ炭素ドット曝露後に増加し,その結果,Pseudomonas fragiに対する細胞生存率の減少と細胞形態の変化をもたらした。さらに,4°Cでの貯蔵によって評価された大西洋サバに対するタマネギ炭素ドットの保存効果は,タマネギ炭素ドットがドリップロス,総揮発性塩基窒素(TVB-N)値および総生菌数(TVC)値を著しく減少させ,大西洋サバのシェルフライフを2日間延長することを明らかにした。この知見は,タマネギ炭素ドットが水産物の静菌剤として応用される可能性があることを示唆する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 

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