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J-GLOBAL ID:202202258971210892   整理番号:22A1026089

Rac1仲介シグナル伝達経路を介した宿主細胞上の細菌侵入部位へのCampylobacter jejuniによるLC3の動員【JST・京大機械翻訳】

Recruitment of LC3 by Campylobacter jejuni to Bacterial Invasion Site on Host Cells via the Rac1-Mediated Signaling Pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  ページ: 829682  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Campylobacter jejuniは世界的に食品媒介疾患の主要な原因である。C.jejuniの病原性は宿主上皮細胞におけるインターナリゼーション過程と密接に関連しており,これは宿主免疫応答に関連している。オートファジーは,侵入病原体を排除する宿主の先天性免疫系において重要な役割を示す。大部分の細菌はオートファゴソームにより捕捉され,宿主細胞におけるオートファゴソーム-リソソーム融合により分解される。しかし,SalmonellaおよびShigellaのようないくつかの病原体は,感染を確立するためのオートファジー分解を回避および/または回避する。しかし,C.jejuni感染に対する宿主免疫応答としてのオートファジーの関与は明らかにされていない。本研究はC.jejuni感染におけるオートファジー関連を明らかにした。感染中,C.jejuniはRhoファミリー低分子GTPアーゼRac1シグナル伝達経路を活性化し,アクチンリモデリングを調節し,この病原体のインターナリゼーションを促進する。本研究では,Rac1シグナル伝達経路を介したC.jejuni侵入シグナル伝達へのLC3の寄与を見出した。興味深いことに,C.jejuni侵入時に,LC3は感染の初期段階においてRac1GTPアーゼ活性化に依存して細菌侵入部位に動員された。C.jejuni感染はLC3-II変換を誘導し,オートファジー誘導はC.jejuniインターナリゼーションを促進した。また,オートファジー阻害はC.jejuni侵入段階を減弱した。さらに,Rac1は細胞膜にLC3を動員し,C.jejuniの浸潤を活性化した。まとめると,著者らの知見は細菌侵入におけるLC3の新しい機能への洞察を提供する。Rhoファミリー低分子GTPアーゼ,Rac1及びオートファジー関連蛋白質LC3間の相互作用を見出した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  感染免疫 
引用文献 (42件):
  • Akeda Y., Kodamat K., Kashimoto T., Cantarelli V., Horiguchi Y., Nagayama K., et al. (2002). Dominant-Negative Rho, Rac, and Cdc42 Facilitate the Invasion Process of Vibrio Parahaemolyticus Into Caco-2 Cells. Infect. Immun. 70 (2), 970-973. doi: doi: 10.1128/IAI.70.2.970-973.2002
  • Ashgar S. S., Oldfield N. J., Wooldridge K. G., Jones M. A., Irving G. J., Turner D. P., et al. (2007). CapA, an Autotransporter Protein of Campylobacter Jejuni, Mediates Association With Human Epithelial Cells and Colonization of the Chicken Gut. J. Bacteriol. 189 (5), 1856-1865. doi: doi: 10.1128/JB.01427-06
  • Baxt L. A., Garza-Mayers A. C., Goldberg M. B. (2013). Bacterial Subversion of Host Innate Immune Pathways. Science 340 (6133), 697-701. doi: doi: 10.1126/science.1235771
  • Birgisdottir Å., Lamark T., Johansen T. (2013). The LIR Motif - Crucial for Selective Autophagy. J. Cell Sci. 126 (Pt 15), 3237-3247. doi: doi: 10.1242/jcs.126128
  • Biswas D., Itoh K., Sasakawa C. (2003). Role of Microfilaments and Microtubules in the Invasion of INT-407 Cells by Campylobacter Jejuni. Microbiol. Immunol. 47 (6), 469-473. doi: doi: 10.1111/j.1348-0421.2003.tb03372.x
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