文献

J-GLOBAL ID：202202259591200737   整理番号：22A0200465

鉄道の発展に貢献するシミュレーション技術 車輪・レールの転がり接触による劣化を解明する

著者 (2件)： 坂井宏隆 (鉄道総合技術研) ,  高垣昌和 (鉄道総合技術研)
資料名： RRR  (RRR)
巻： 79  号： 1  ページ： 12-15  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： F0333B  ISSN： 0913-7009  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・車輪・レール転がり接触シミュレータに対し,熱影響や永久変形,摩耗を考慮できる機能を付加し,実験における車輪の変形状態を数値シミュレーションで再現。
・数値シミュレーション手法において,熱伝導,熱伝達及び輻射(電磁波による熱移動)の三種を取り扱うことが可能であり,物体同士の摩擦によって生じる摩擦熱についても考慮可能。
・数値シミュレーションでは,実験で測定することが難しい,車輪や軌条輪に作用する相当応力や,塑性変形の状態なども計算・可視化することができ,損傷現象のメカニズムも解明可能。

シソーラス用語： *鉄道車両 ,  *車輪 ,  *レール ,  *転がり接触 ,  シミュレータ ,  熱影響 ,  変形 ,  摩耗 ,  *劣化 ,  *シミュレーション ,  数値解析 ,  相当応力 ,  塑性変形
準シソーラス用語： 永久変形 ,  *数値シミュレーション

分類 (2件)： 鉄道車両設計  (QH02010K) ,  線路構造,軌道材料  (RC07030B)

引用文献 (3件)：

• 坂井宏隆: 車輪・レール間の接触挙動を再現する, RRR, Vol.77, No.4, pp.24-27, 2020
• 半田和行: 車輪踏面が摩耗する原因を探る, RRR, Vol.75, No.5, pp.8-11, 2018
• 辻江正裕, 吉岡亜陸, 水谷祐貴, 曄道佳明: マルチボディダイナミクスによるレール摩耗形状予測モデルの構築と妥当性の検証, 日本機械学会論文集, Vol.83, No.854, pp.1-17, 2017

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉄道 ,  発展 ,  シミュレーション技術 ,  車輪 ,  レール ,  転がり接触