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J-GLOBAL ID：202202259735405538   整理番号：22A0538196

火星衛星探査計画MMXのキュレーションの検討状況

A status report: MMX curation activity

著者 (5件)： 臼井寛裕 (JAXA) ,  菅倉春菜 (JAXA) ,  倉本圭 (JAXA) ,  倉本圭 (北大) ,  川勝康弘 (JAXA)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.2B16  発行年： 2021年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フォボスとダイモスは太陽系探査の過程において,科学的にも計画的にもユニークな位置を占めている。JAXAではフォボスからのサンプルリターンミッション(MMX:火星衛星探査計画)を計画している。MMXは2029年に10g以上のフォボスのレゴリスを地球に持ち帰る予定である。フォボスのレゴリスは,フォボスを構成しているブロックの内部から生じたものと,太陽系内の射出物及び火星やダイモスからの噴出物を含む外来物質との混合物から成っている。MMXのキュレーションは,フォボスのレゴリスにおけるこの不均一な性質を取り扱うために設計されるであろう。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 宇宙開発 ,  行政機関 ,  *惑星探査 ,  衛星 ,  *レゴリス ,  *試料調製 ,  衝突 ,  火山噴出物 ,  小惑星
準シソーラス用語： サンプルリターン ,  ダイモス ,  フォボス ,  宇宙開発事業団 ,  *火星探査 ,  *試料処理 ,  太陽系起源 ,  天体衝突 ,  噴出物

分類 (2件)： 惑星  (DB04020E) ,  研究開発  (DA01040C)

引用文献 (5件)：

• 倉本圭他: 太陽系ハビタブル惑星の成立を探る火星衛星探査計画 MMX,遊星人,27, 207-215.
• Usui, T. et al.: The Importance of Phobos Sample Return for Understanding the Mars-moon System. Space Science Reviews, 216, doi: 10.1007/s11214-020-00668-9, 2020.
• Hyodo, R. et al.: Transport of impact ejecta from Mars to its moons as a means to reveal Martian history. Scientific Reports, 9, 2019. doi:10.1038/s41598-019-56139-x.
• Hyodo, R. & Usui, T.: Searching for life on Mars and its moons, Science, 373, 742-742, 2021.
• Fujiya, W. et al.: Analytical protocols for Phobos regolith samples returned by the Martian Moons eXploration (MMX) mission. EPS, 73, 2021. doi.org/10.1186/s40623-021-01438-9.

タイトルに関連する用語 (5件)： 火星 ,  衛星 ,  探査 ,  計画 ,  状況