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J-GLOBAL ID：202202261686563547   整理番号：22A1271768

セメントおよび高炉セメント硬化体の乾湿繰り返しによる微細構造変化

MICROSTRUCTURAL CHANGES OF HARDENED CEMENT AND BLAST FURNACE CEMENT PASTE IN REPEATED DRY AND WET CONDITIONS

著者 (4件)： KIM Jihoon (室蘭工業大学 大学院工学研究科もの創造系領域(〒050-8585北海道室蘭市水元町27-1)) ,  山崎悠 (伊達市役所 健康福祉部保険医療課保険医療係(〒052-0024北海道伊達市鹿島町20-1)) ,  北垣亮馬 (北海道大学 大学院工学研究院建築都市部門(〒060-0813北海道札幌市北区北13条西8)) ,  濱幸雄 (室蘭工業大学 大学院工学研究科もの創造系領域(〒050-8585北海道室蘭市水元町27-1))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 75  号： 1  ページ： 181-187(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 普通セメントおよび高炉セメント硬化体の激しい乾燥,乾湿繰り返し環境下での微細構造変化について²⁹Si MAS NMR,MIPおよび¹H NMR緩和法により検討を行なった。50°CRH11%の乾燥条件で,普通セメント硬化体はC-S-Hレイヤーの圧縮により毛細管細孔の粗大化が発生し,これは再湿潤により回復しにくい。高炉セメント硬化体も乾燥による毛細管細孔の増加が確認されるが,再湿潤により細孔が一定部分回復する。この挙動は普通セメントと高炉セメントの化学的組成の違いにより,Al₂O₃の含有によるC-S-H平均鎖長の増加およびC-S-Hレイヤーの圧縮に対する抵抗性などの可能性が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *高炉セメント ,  ポルトランドセメント ,  *微細構造 ,  乾湿繰返し試験 ,  乾燥 ,  湿潤 ,  硬化物 ,  水和物 ,  細孔径分布 ,  細孔径 ,  毛管凝縮 ,  *耐凍性 ,  微粉体 ,  高炉スラグ ,  MASNMR
準シソーラス用語： C-S-H ,  高炉スラグ微粉末 ,  普通ポルトランドセメント

著者キーワード (10件)： C-S-H ,  乾湿繰り返し ,  微細構造 ,  細孔分布 ,  高炉セメント ,  C-S-H ,  Repeated dry and wet ,  Microstructure ,  Pore distribution ,  Blast-furnace slag cement

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： セメント ,  高炉 ,  セメント硬化体 ,  微細構造