文献
J-GLOBAL ID:202202262373292038   整理番号:22A0560931

遷移乳牛における分娩前飼料カチオン-アニオン差およびカルシウム含量に対する代謝および血液酸-塩基応答【JST・京大機械翻訳】

Metabolic and blood acid-base responses to prepartum dietary cation-anion difference and calcium content in transition dairy cows
著者 (7件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 1199-1210  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乳牛は分娩後に低カルシウム血症を伴う負のCaバランスを通常受ける。負の食事カチオン-アニオン差(DCAD)戦略は周産期Caホメオスタシスを改善するために分娩前に使用される。著者らの目的は,血液酸-塩基バランス,血液ガス,および授乳への代謝適応に及ぼす異なる量の食餌Caによる負のDCAD飼料の影響を決定することであった。経産ホルスタイン牛(n=81)を妊娠252日から分娩まで3つの食事処置の1つにブロックした。(1)陽性DCAD飼料と低Ca(CON;+6.0mEq/100gDM,0.4%DM Caを含む);(2)陰性DCAD食および低Ca(ND;-24.0mEq/100gDM,0.4%DM Ca)または(3)陰性DCAD飼料+高Ca補給(NDCA;-24.1mEq/100gDM,2.0%DM Ca)。CON,NDおよびNDCAに対して,それぞれ28,27および26の乳牛があった。全血を,血液酸-塩基状態と血液ガスの直接定量のため,分娩後0,24,48,および96時間に採取した。分娩に対して-21,-14,-7,-4,-2,-1,2,2,4,6,14,21,および28日に採取した血清試料を,代謝成分について分析した。結果は,NDまたはNDCAを給与した乳牛は,分娩時により低い血中pHを示したが,CONと比較して分娩後24時間でより大きなpHを示した。NDとNDCA群の乳牛の血液重炭酸塩,塩基過剰,および総CO_2(tCO_2)濃度は,分娩後のCONの乳牛のものより少なかったが,分娩後24から96時間に大きくなった。NDCA牛は,NDと比較して,分娩後48時間で,より低い血液重炭酸塩,塩基過剰,およびtCO_2,および分娩後の酸素のより大きな分圧を示した。NDまたはNDCA飼料を給餌した乳牛は分娩前のCON乳牛より低い血清グルコース濃度を有したが,分娩後に差は観察されなかった。総蛋白質およびアルブミンの血清濃度は,CONにおけるそれらよりNDおよびNDCA群の乳牛で分娩前であった。分娩後血清尿素Nとアルブミン濃度はNDとNDCA牛でより高い傾向があった。NDまたはNDCA飼料を給餌した乳牛は,分娩前血清総コレステロール濃度を上昇させた。分娩後の期間に,NDまたはNDCA飼料を給餌した乳牛のトリグリセリドとNEFAは,CONのものより低い傾向があった。NDCA飼料を給与した乳牛は,NDより血清で分娩後総コレステロールが高く,分娩時にNEFA濃度が低かった。結論として,分娩前陰性DCAD飼料給餌は,分娩時に血液酸-塩基バランスを変化させ,代謝性アシドーシスを誘導し,蛋白質および脂質代謝を改善した。分娩前の陰性DCAD飼料における高Caの補給は,低Caの陰性DCAD飼料よりも乳牛における泌乳への代謝適応に好ましかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  動物の代謝と栄養一般 

前のページに戻る