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J-GLOBAL ID：202202262965122985   整理番号：22A0562998

短期高夜間温度はイネ穀粒障害への新たなリスクを提起する【JST・京大機械翻訳】

Short-term high nighttime temperatures pose an emerging risk to rice grain failure

著者 (4件)： Sakai Hidemitsu (Institute for Agro-Environmental Sciences, National Agriculture and Food Research Organization, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan) ,  Cheng Weiguo (Faculty of Agriculture, Yamagata University, Tsuruoka, Yamagata 997-8555, Japan) ,  Chen Charles P. (Department of Biology and Chemistry, Azusa Pacific University, Azusa, CA 91702, United States) ,  Hasegawa Toshihiro (Institute for Agro-Environmental Sciences, National Agriculture and Food Research Organization, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan)
資料名： Agricultural and Forest Meteorology  (Agricultural and Forest Meteorology)
巻： 314  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0901A  ISSN： 0168-1923  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在計画された地球温暖化の下で,熱波は,より頻繁になることが期待され,そして,作物は,日中と夜間の両方で,より極端な熱事象にさらされるであろう。開花中の高い昼間温度がイネ植物における小穂不稔を誘導し,収量を直接減少させることはよく知られている。しかしながら,夜間の短期暑熱ストレスの影響は,あまり報告されていない。ここでは,イネの小穂肥沃度に及ぼす開花時の1から3夜間の高い夜間温度の影響を調べた。開花直前の32°Cの単一夜間高温は,高い昼間温度がない場合でさえ小穂不稔を誘発することを見出した。稔性穀粒数は≧30°Cの高温への3夜間曝露により有意に減少し,昼間の加熱誘導不稔に対する35°Cの報告された閾値よりはるかに低かった。さらに,高い夜間温度は,高い日中温度によって誘発される不稔を実質的に悪化させた。これらの結果は,熱波中に経験される高い夜間温度の短期間が,イネ収量に対する熱損傷のリスクを増加させ,将来のイネ生産の予測における不確実性を増加させることを示した。高い夜間温度に対する感受性は品種間で異なったが,高い日中温度に対するそれらの感受性と正相関した。これは,日中と夜間の高温に対する耐性の同時改善が育種を通して可能であることを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 加熱 ,  高温 ,  閾値 ,  不確実性 ,  農作物 ,  肥沃度 ,  *イネ ,  *夜 ,  開花 ,  品種 ,  穂 ,  不稔 ,  地球温暖化 ,  暑熱ストレス ,  稔性
準シソーラス用語： 小穂 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 開花 ,  熱ストレス ,  夜間温度 ,  米 ,  スパイクレット不妊 ,  歩留り

分類 (5件)： 農業気象  (DC05030Z) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  気象学一般  (DC05010D) ,  生態系  (EE01040P) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 短期 ,  夜間温度 ,  イネ ,  穀粒 ,  障害 ,  リスク