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J-GLOBAL ID：202202263151110901   整理番号：22A0881832

パターンマッチングを利用した限界等級決定アプリケーションの開発

Development of Limiting Magnitude Determination Application by Using Pattern Matching Method

著者 (3件)： 村上弘志 (東北学院大 教養) ,  齊藤妃那 (東北学院大 教養) ,  三膳未咲貴 (東北学院大 教養)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-(Web)  (JAXA-RR (Web))
号： 21-008  ページ： 57-65 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月28日 
JST資料番号： U1011A  ISSN： 2433-2216  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市部では,夜間でも空が明るく暗い星が見えない“光害”という問題がある。この影響で星がどれだけ見えるかを直接示すものは,観察できる最も暗い星の等級を示す限界等級と呼ばれる指標である。しかし,限界等級を知るためには最も暗い星を決定し,さらにその等級を調べる必要があり簡単ではない。そこで我々は,恒星データベースとパターンマッチングを利用した限界等級決定アプリケーションを開発した。ある程度の範囲を撮影した写真を入力するだけでその条件における限界等級が算出されるものである。将来的には,スマートフォン搭載カメラとの連携により,空間的にも時間的にもきめ細かなサンプルが得られ,この情報を集約することで天体観察に適した場所を即時に調べることが可能となる。(著者抄録)

シソーラス用語： *天体観測 ,  恒星 ,  *等級づけ ,  *応用プログラム ,  光度 ,  *パターンマッチング ,  データベース ,  写真像 ,  画像 ,  ラベル付け【画像】 ,  座標 ,  アフィン変換 ,  閾値 ,  環境影響
準シソーラス用語： 二値化処理 ,  光害 ,  星座 ,  星像 ,  特徴量

分類 (2件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N) ,  光学情報処理  (BD03060T)

引用文献 (16件)：

• 環境省 , 令和2年度 冬の星空観察 デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果について , 2021年3月 , http://www.env.go.jp/press/109340.html, 2021年12月15日参照
• Stare, J. light pollution map, 2021年5月, https://www.lightpollutionmap.info/, 2021年12月15日参照
• Coesfeld, J. et al. 2020, Sensors 2020, 20(11), 3287
• Falchi, F. et al. 2016, Supplement to: The New World Atlas of Artificial Night Sky Brightness. V. 1.1. GFZ Data Services.
• 環境省 , 夜空の明るさを測ってみよう , https://www.env.go.jp/air/life/hoshizorakansatsu/observe-2.html, 2021年12月15日参照

タイトルに関連する用語 (3件)： パターンマッチング ,  アプリケーション ,  開発