文献
J-GLOBAL ID:202202264214021824   整理番号:22A0946848

カラム充填剤としてZr(IV)固定化コラーゲン繊維吸着剤を用いたフラボノイドアグリコン及びフラボノールアグリコンの吸着と分離【JST・京大機械翻訳】

Adsorption and separation of flavonoid aglycones and flavonol aglycones by using Zr(IV) immobilized collagen fiber adsorbent as column packing material
著者 (8件):
資料名:
巻: 289  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フラボノイドアグリコンとフラボノールアグリコンは,それらの類似構造と限られたヒドロキシルのために分離するのが難しい。ここでは,Zr(IV)固定化コラーゲン線維(ZCF)をグルタルアルデヒド架橋コラーゲン繊維(GCF)上にZr(IV)を固定化することにより調製し,フラボノイドアグリコンとフラボノールアグリコンの代表的化合物,アピゲニンとケンペロールを分離した。TG,DSC,SEMおよび元素マッピングを適用してZCFを特性化した。静的吸着は,固定化Zr(IV)の量が0.3mmol/gに達したとき,ZCF上のアピゲニンとケンペロールの間の吸着差は,Zr(IV)のないGCFと比較して,非常に改善されたことを示唆した。アピゲニンの吸着速度は2.21%から14.31%に増加し,一方,ケンペロールのそれは22.35%から87.17%へ有意に増加した。さらに,分光法(UV-Vis,FT-IR)を適用して,Zr(IV)とフラボノイドの結合部位を分析し,ケンフェロールへのZCFの強い吸着がC環上の3-ヒドロキシルに関連し,一方,アピゲニンはA環上の5-ヒドロキシルを通してZCFと弱い結合を行うことができることを示した。ZCFカラムクロマトグラフィー分離において,アピゲニンとケンペロールは,50%の水性エタノールの段階的溶出によって,94.02%と89.23%の純度で効果的に分離することができ,次に,0.005mol/Lのクエン酸を含む50%の水性エタノールが続いた。ZCFとGCF結合カラムの分離において,アピゲニンとケンペロールの純度は,それぞれ95.59%と92.56%に達し,ZCFからの微量のZr(IV)放出は,標的成分を汚染するGCFによって完全に吸着された。さらに,ZCFカラムによるアピウム graveolens(天体)抽出物におけるアピゲニンとケンペロールの効果的分離も達成された。上記の結果は,ZCFがフラボノイドアグリコンとの混合物からC環上に3-ヒドロキシルでフラボノールアグリコンを選択的に吸着できることを示した。本研究は,フラボノイドアグリコンとフラボノールアグリコンの迅速分離のための新しいカラムクロマトグラフィー充填材料を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る