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J-GLOBAL ID:202202264644091838   整理番号:22A1146569

熱溶融積層造形に用いるSUS304ワイヤ/PLA樹脂複合フィラメントの機械的特性

Mechanical Properties of SUS304 Wire/Polylactic Acid Resin composite filament for Fused Deposition Modeling
著者 (3件):
資料名:
巻: 13th  ページ: ROMBUNNO.3S06 (WEB ONLY)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1502A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,熱溶解積層法用の,ポリ乳酸樹脂とSUS304ワイヤから作製した複合フィラメントの機械的性質を調べることである。PLA樹脂とSUS304ワイヤーの両方を加熱押出機に供給し,SUS304ワイヤーを溶融PLAで覆った。両材料の供給速度はステッパモータの回転数の制御によって個別に制御された。本研究では,3種類のSUS304ワイヤを用いて,複合材料フィラメントの引張特性に及ぼすワイヤの表面粗さの影響を調べた。SUS304ワイヤの表面は,表面粗さを制御するために化学エッチングまたは機械的研磨によって改質した。比較のために,2つの改質ワイヤと受け取ったままのSUS304ワイヤを次の実験に使用した。直径と流速のような複合材料フィラメントの製造能力に及ぼす両材料の供給速度の影響を調べた。また,複合フィラメントの機械的性質を万能試験機を用いて調べた。試験結果は,複合フィラメントの流量がSUS304ワイヤの供給速度によって支配されていることを示した。PLAの供給速度を変化させたとしても,複合フィラメントの流速はほとんど一定であった。複合フィラメントの直径は,連続性の式を用いてほぼ予測可能であった。引張試験結果は,複合材料フィラメントの引張弾性率と強度が,元のPLAフィラメントと比較して改善されることを示した。複合材料フィラメントの引抜試験も,SUS304ワイヤの表面粗さが高いとき,PLAとSUS304ワイヤの間の界面せん断強さが改善することを明らかにした。さらに,SUS304ワイヤの表面粗さが高いとき,複合フィラメントの破壊形態は変化した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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機械的性質 

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