文献
J-GLOBAL ID:202202264668246911   整理番号:22A0679429

リチウムイオン電池に用いるLa3+とS2-を共ドーピングしたLiNi0.5Mn1.5O4カソード材料

LiNi0.5Mn1.5O4 Cathode Materials Co-Doped with La3+ and S2- for Use in Lithium-Ion Batteries
著者 (6件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 017010(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1358A  ISSN: 2186-2451  CODEN: EECTFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ランタン(La)と硫黄(S)を共ドープした球状LiNi0.5Mn1.5O4粒子を,ドーパントとして安定なオキシスルフィドLa2O2S(x=0,0.3,0.5,0.7,1.0,および1.2at%)を用い,容易な共沈支援固相アニーリング法により合成した。調製した複合材料は,x≦0.7at%で,不純物相はなく,格子定数のわずかな収縮を示し,スピネル格子中のNi/Mn不規則配置は,ドーパントの比率の増加と共に増大し,これはX線回折とRaman分光法により確認された。X線光電子分光法と電気化学的測定も,La2O2Sドーパントの使用により,立方晶格子中の残留Mn3+が効果的に除去できることを示した。複合材料は,元の材料と比較して,優れた速度とサイクル性能を示した。特に,0.5at%のLa2O2Sをドープした材料は,10Cで115.9mAhg-1という高い可逆容量を示し,200サイクル後でさえ109.2mAhg-1という優れたサイクル性能を示した。これらの並外れた性能は全て,スピネル構造中のLaとSの相乗効果に起因し,電気化学的評価において,リチウムイオンの適切な経路との堅牢な構造を誘起する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学反応  ,  二次電池 
引用文献 (46件):
  • 1) K. M. Abraham, J. Phys. Chem. Lett., 6, 830 (2015).
  • 2) M. S. Whittingham, Chem. Rev., 114, 11414 (2014).
  • 3) V. Etacheri, R. Marom, R. Elazari, G. Salitra, and D. Aurbach, Energy Environ. Sci., 4, 3243 (2011).
  • 4) C. Zhu, R. E. Usiskin, Y. Yu, and J. Maier, Science, 358, eaao2808 (2017).
  • 5) R. Marom, S. F. Amalraj, N. Leifer, D. Jacob, and D. Aurbach, J. Mater. Chem., 21, 9938 (2011).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る