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J-GLOBAL ID：202202265285104048   整理番号：22A1085221

浅い南海沈み込み帯における遅い地震前後の流体移動【JST・京大機械翻訳】

Fluid Migration Before and During Slow Earthquakes in the Shallow Nankai Subduction Zone

著者 (4件)： Tonegawa Takashi (Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Yokohama, Japan) ,  Takemura Shunsuke (Earthquake Research Institute, The University of Tokyo, Bunkyo-Ku, Japan) ,  Yabe Suguru (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Tsukuba, Japan) ,  Yomogida Kiyoshi (Hokkaido University, Sapporo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 127  号： 3  ページ： e2021JB023583  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沈み込み帯における流体移動は,プレート境界における遅いおよび巨大衝上地震の鍵となる支配因子である。移動の間,その経路における地震速度と不均一構造は,一時的に摂動され,ゆっくり地震を誘発する。ここでは,地震不均一性の過渡的変化が,環境海底騒音の非常に長期(6~10年)記録を用いて,日本の南海沈み込み帯における浅い遅い地震の0~9か月前に起こることを示した。浅い遅い地震に先行する不均一性変化は,震源域の縁辺近くで観察され,一方,同時変化は,主にソース地域で発生した。不均一性変化は動的流体移動に起因し,タイミングの違いは対応するソース領域における細孔圧力レベルを反映することを提案した。流体が比較的低い圧力の下でソース領域に供給されるとき,流体は,そのダウンディップまたはアップディップサイドから漏れ出され,そして,遅い地震は,すぐにはないが,しかし,ほとんどの9箇月の時間遅れによって発生する。高い間隙水圧の場合,遅い地震は,ソース領域からの流体移動によって直ちに発生する。本研究は,不均質地震構造が南海沈み込み帯における遅い地震の前に流体移動によっておそらく変化することを示唆する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *物質移動 ,  騒音 ,  *地震 ,  間隙水圧 ,  日本 ,  *流体 ,  浸漬 ,  不均一性 ,  細孔 ,  *沈み込み帯 ,  プレート境界 ,  環境騒音 ,  スロー地震
準シソーラス用語： 震源域 ,  *流体移動 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 時間的変化 ,  地震速度 ,  不均一地震構造 ,  南海沈み込み帯 ,  環境騒音 ,  遅い地震

分類 (3件)： 地球内部物理学一般  (DC03010P) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  地震活動  (DC03030L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 沈み込み帯 ,  地震 ,  流体移動