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J-GLOBAL ID：202202265324665733   整理番号：22A1065333

膜ホスファチジルセリンは静電的スイッチ機構を介してサイトゾルホスホリパーゼA_2活性をアロステリックに調節する【JST・京大機械翻訳】

Membrane phosphatidylserine allosterically regulates the cytosolic phospholipase A2 activity via an electrostatic-switch mechanism

著者 (4件)： Geng Feng (School of Pharmacy, Binzhou Medical University, Yantai 264003, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Zhang Guangxu ,  Wang Yadi ,  Lue Junhong
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 11  ページ： 2203-2210  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホリパーゼA2(PLA2)は多くの炎症反応において必須の役割を果たす末梢膜蛋白質である。しかし,膜表面のPLA_2の活性化機構は完全には理解されていない。ここでは,人工リン脂質膜上のPLA2蛋白質の活性化と会合を調べるために,実験技術と理論的アプローチを組み合わせた。炎症条件を模倣するために膜を含むホスファチジルセリン(PS)ナノドメインを用いて,サイトゾルPLA2s(cPLA2s)の活性が膜中のPSのより高い比率と共に増加することを見出した。分子動力学シミュレーションは,蛋白質構造の大きな変化が負電荷膜に関連することを明らかにした。特に,C2ドメインにおける負電荷残基の変化は,開放結合ポケットと基質リン脂質への触媒部位接近をもたらした。一方,ループ650-665の負の残基は,膜表面の閉鎖結合ポケットを持つ蛋白質の最適界面配向を促進する。これらの結果は,炎症状態下の細胞膜表面上のcPLA2活性化に対する静電スイッチアロステリック機構を示唆する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  計算機シミュレーション ,  アロステリック効果 ,  炎症 ,  細胞膜 ,  活性部位 ,  結合部位 ,  *ホスファチジルセリン ,  *ホスホリパーゼA ,  膜タンパク質 ,  *サイトゾル ,  負電荷 ,  ホスホリパーゼA2
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  ナノドメイン ,  残基 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  生体膜一般  (EF04010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホスファチジルセリン ,  サイトゾル ,  活性 ,  調節