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J-GLOBAL ID:202202266496252612   整理番号:22A0470062

ポリラクチドホモ重合体およびポリ(エチレングリコール)とウレタンキャッピングによる共重合体のステレオコンプレックスの調製および解析

Preparation and analyses of stereocomplexes of a polylactide homopolymer and copolymer with poly(ethylene glycol) and urethane capping
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 151-160  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(L,L-ラクチド)(PLLA)およびポリ(D,D-ラクチド)(PDLA)により形成されたポリラクチド(PLA)ステレオコンプレックス(SCs)はよく知られており,それらの誘導体および共重合体も報告されている。しかしながら,共重合体の1つのエナンチオマと単独重合体の組合せによるSCsについてはほとんど研究がなされていない。本研究では,著者らは,ポリ(エチレングリコール)(PEG)およびPLAセグメントとしてほとんど同じ分子量をもつウレタンキャッピングPLAを有するPLA共重合体を選択し,次いで各種のSC試料を調製した。L-異性体およびD-異性体の組み合わせに依存して,SCsは,ホモ-SC,Co-SC,およびマルチ-SCとして分類された:ホモ-SCは,同じ高分子鎖末端と共重合体を有し,Co-SCは,種々の高分子鎖末端と共重合体を有し,マルチ-SCは,各種の高分子鎖末端と共重合体の混合物を有していた。高分子鎖の末端基構造に依存して,SCsの融点は,ホモ-SCとCo-SCの場合で変化したが,マルチ-SCは,λ≧200°Cで2つの広い融点を示した。著者らは,これらの知見が,マルチSCの場合の高分子-高分子相互作用のさまざまな組合せの結果であることを提案した。ポリ(エチレングリコール)(PEG)とウレタンキャッピングPLAを有するポリラクチド(PLA)共重合体を選択し,各種のステレオコンプレックス(SC)を調製した。L-異性体とD-異性体の組み合わせに応じて,SCsを,ホモ-SC,Co-SC,およびマルチ-SC:同じ高分子鎖末端と共重合体によるホモ-SC,異なる高分子鎖末端と共重合体によるCo-SC,および各種の高分子鎖末端と共重合体の混合物によるマルチ-SCに分類した。マルチSCは,約200°Cで2つの広い融点を示し,マルチSCの場合の高分子-高分子相互作用の種々の組合せを示唆した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to The Society of Polymer Science, Japan 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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高分子固体の物理的性質  ,  高分子と低分子との反応  ,  重合反応一般 
物質索引 (5件):
物質索引
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