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J-GLOBAL ID：202202267745575247   整理番号：22A0495858

フェレ菌根共生と自由生活ジアゾトローフの間の相乗作用は窒素欠乏条件下のコムギの成長と栄養改善をもたらす【JST・京大機械翻訳】

Synergism between feremycorrhizal symbiosis and free-living diazotrophs leads to improved growth and nutrition of wheat under nitrogen deficiency conditions

著者 (8件)： Kariman Khalil (UWA School of Agriculture and Environment, The University of Western Australia, Perth, WA, Australia) ,  Moreira-Grez Benjamin (UWA School of Agriculture and Environment, The University of Western Australia, Perth, WA, Australia) ,  Scanlan Craig (UWA School of Agriculture and Environment, The University of Western Australia, Perth, WA, Australia) ,  Scanlan Craig (SoilsWest, Centre for Sustainable Farming Systems, Food Futures Institute, Murdoch University, Murdoch, WA, Australia) ,  Scanlan Craig (Department of Primary Industries and Regional Development, Northam, WA, Australia) ,  Rahimlou Saleh (Institute of Ecology and Earth Sciences, University of Tartu, Tartu, Estonia) ,  Boitt Gustavo (UWA School of Agriculture and Environment, The University of Western Australia, Perth, WA, Australia) ,  Rengel Zed (UWA School of Agriculture and Environment, The University of Western Australia, Perth, WA, Australia)
資料名： Biology and Fertility of Soils  (Biology and Fertility of Soils)
巻： 58  号： 2  ページ： 121-133  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0169D  ISSN： 0178-2762  CODEN： BFSOEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コントロールされた環境研究を行い,フェルミ菌根(FM)菌類Austroboletus occidentalisと土壌自由生活N_2固定細菌(ジアゾトロピー)の間の可能な相乗的相互作用を調べた。コムギ(Triticum aestivum)植物を,微生物接種剤を添加しない圃場土壌(対照:土壌固有微生物のみを含む)でN欠乏条件下で栽培し,または,4つの自由生活ジアゾ栄養分離株(ジアゾ栄養処理),A.occidentalis接種物(FM処理),またはジアゾトロピーとA.occidentalis接種物(二重処理)を含むコンソーシアムを接種した。7週間の成長後,非接種対照処理と比較して,ジアゾ栄養(25%),A.occidentalis(101%)および組合せ接種物(106%)を接種した植物において,有意に大きなシュートバイオマスが観察された。すべての接種植物も,対照処理より,より高いシュート栄養素含有量(N,P,K,Mg,Zn,Cu,およびMnを含む)を持っていた。対照およびジアゾ栄養処理と比較して,FM処理(すなわち,FM菌類と土壌固有ジアゾ栄養物間の相乗作用)において,有意に大きなシュートN含有量が観察された。二重接種植物には,シュート(例えば,N,P,K,S,Mg,Zn,Cu,およびMn)および土壌全N(他の処理より13~24%高い),すなわちFM菌類と添加ジアゾ栄養物の間の相乗作用が最も高かった。土壌固有アーバスキュラー菌根菌による根定着は,対照と比較してすべての接種植物で低下した。細菌16S rRNA遺伝子アンプリコンの非計量多次元スケーリング(NMDS)分析は,FM菌類が土壌ミクロビオームを改変することを明らかにした。著者らのin vitro研究は,A.occidentalisがリグノセルロース材料またはショ糖を含む基質上で増殖できないが,グルコースおよびフルクトースのようなヘキソースを補充した培地上で増殖し,FM菌類が外生菌根菌と同様のサプロトローフ能力を有することを示した。結果は,A.occidentalisと土壌自由生活ジアゾ栄養物間の相乗的相互作用を明らかにし,非マメ科作物に対する微生物N_2固定を促進する可能性を示した。Copyright Crown 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微生物 ,  マンガン ,  細菌 ,  ヘキソース ,  栄養素 ,  *コムギ ,  *相乗作用 ,  *菌根 ,  マメ科 ,  接種剤 ,  バイオマス ,  アルドース ,  ケトース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖
準シソーラス用語： アンプリコン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Feremycorrhiza ,  Austroboletus Ocidentalis ,  窒素固定 ,  ジアゾトローフ ,  相乗作用

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

物質索引 (3件)： グルコース ,  フルクトース ,  蔗糖

タイトルに関連する用語 (7件)： 菌根 ,  共生 ,  相乗作用 ,  窒素欠乏 ,  コムギ ,  成長 ,  栄養改善