抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロボットアームに使用される複合ケーブルを設計するには多くのパラメータがある。フィラメントの総数および直径,1ストランドにおけるフィラメントの数およびストランドのピッチなど。有限要素法による固体要素モデルを用いた応力条件を評価するとき,これらのすべてのパラメータを考慮することは,高価である。そこで,ねじり構造に対する梁要素と固体要素を用いたハイブリッドモデルを提案した。全ストランドは,評価位置の中間部分を除いて,梁要素を用いてモデル化され,そこでは,固体要素モデルが詳細な応力のために使用される。ねじりシミュレーションを用いて評価した均質化材料特性を,梁要素を用いてモデル化したストランドに適用している。このハイブリッドモデルを用いて,ねじり荷重下で140のフィラメントを有する複合ケーブルの詳細な応力条件を評価することに成功している。さらに,ねじりシミュレーションから得られた応力履歴を,単一フィラメントの疲労試験から作成された疲労図に適用して,複合ケーブルの疲労寿命を評価している。ストランド位置の位置に依存する疲れ寿命の違いを明らかにし,これは,実験結果と良好な一致を示している。(翻訳著者抄録)