文献

J-GLOBAL ID：202202272645504756   整理番号：22A0881578

融雪を目的とした導波管スロットアンテナ用レドームの形状最適化

Shape Optimization of Radome for Waveguide Slot Antenna Aimed at Melting Snow

著者 (11件)： 伊藤桂一 (秋田工高専) ,  飛沢瑠伽 (秋田工高専) ,  丸山珠美 (函館工高専) ,  中津川征士 (函館工高専) ,  中村尚彦 (函館工高専) ,  村本充 (苫小牧工高専) ,  奈須野裕 (苫小牧工高専) ,  大島功三 (旭川工高専) ,  山本綱之 (津山工高専) ,  大宮学 (北大) ,  玉山泰宏 (長岡技科大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 358(EST2021 56-93)  ページ： 104-109 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月20日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,マイクロ波によってモルタルブロックを加熱する新しい融雪方式が注目されている.本研究では1スロットの導波管スロットアンテナを対象にして,モルタルブロックに見立てたレドームの形状設計を行い,融雪に適した形状を明らかにすることを目的とする.解析にはFDTD法(時間領域差分法)と熱伝導方程式(Heat Transport Equation:HTE)を組み合わせたFDTD-HTE法を用いた.砂モルタルの電気的性質をレドームに与えて解析を行い,レドーム形状とレドーム表面の温度分布の関係を明らかにした.また,トポロジー最適化を用いて形状設計を行い,融雪用レドームの理想形状について知見を得ることができた.(著者抄録)

シソーラス用語： 融雪 ,  *スロットアンテナ ,  導波管スロット ,  有限差分時間領域法 ,  *レードーム ,  *形状最適化 ,  温度分布 ,  熱伝導方程式 ,  解析モデル ,  アレイアンテナ ,  最適設計 ,  モルタル ,  アンテナ設計

分類 (1件)： アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (11件)：

• 伊藤洋介,河辺伸二,安井秀幸,漏洩導波管を用いた均一に発熱する融雪用モルタルブロックシステムの設計,コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, pp.354-358, 2020.
• 葛西俊太, 小板侑司, 大野寿紗,丸山珠美, 大宮学, 中津川征士, 玉山泰宏, マイクロ波融雪のためのサーキット形状導波管からの漏れ波に関する FDTD解析, 信学技報 WPT2020-49, pp.79-82, 2020.
• 渡邊慎也,橋本修,牧田実,FDTD-THE法を用いた電子レンジ庫内に置かれた非加熱物質の温度分布解析,信学論, Vol.J84-B, No.6, pp.1103-1106, 2001.
• T. Nomura, K. Sato, K. Taguchi, T. Kashiwa, and S. Nishiwaki, “Structural topology optimization for the design of broadband dielectric resonator antennas using the finite difference time domain technique,” International Journal for Numerical Methods in Engineering, vol.71, no. 11, pp. 1261-1296, 2007.
• Y. Tsuji and K. Hirayama, “Design of optical circuit devices using topology optimization method with function-expansion based refractive index destribution,” IEEE Photonics Technology Letters, vol.20, no.12, pp.982-984, 2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： 融雪 ,  導波管スロット ,  アンテナ ,  レドーム ,  形状最適化