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J-GLOBAL ID:202202276463980181   整理番号:22A1007800

固相多点担持ホスフィンによる高活性不均一系遷移金属触媒の開発

Multi-Point Solid-Supported Phosphines for Highly Active Heterogeneous Transition-Metal Catalysts
著者 (1件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 198-209(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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固体担体上の遷移金属触媒の固定化は,触媒分離や再利用などの実用的利点を有する。しかし,多くの場合,それらの触媒活性は,活性部位と固体表面の間の好ましくない相互作用のために,均一対応物と比較して減少した。高活性不均一遷移金属触媒を製造するために,著者らは最近,支持配位子として多点固体担持ホスフィンを設計し合成した。固体担体上のP中心の空間的分離により,これらの固定化ホスフィンは,配位不飽和金属種を生成するのに効果的な制御された金属配位を可能にした。このように,多点固体担持ホスフィンは,種々の遷移金属触媒において高い配位子性能を示し,従来の均一系触媒系で困難であった困難な分子変換を可能にした。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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不均一系触媒反応  ,  触媒の調製  ,  高分子担体・触媒反応  ,  有機りん化合物 
物質索引 (22件):
物質索引
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引用文献 (80件):
  • 1) 岩井智弘,澤村正也,触媒技術の動向と展望2019,触媒学会 (編) ,113-123 (2019)
  • 2) 活性サイトの空間的孤立化の概念のもとに,金属有機構造体や多孔性有機高分子を担体とした固定化遷移金属触媒の開発が近年盛んに行われている: (a) T. Drake, P. Ji, W. Lin, Acc. Chem. Res., 51, 2129 (2018)
  • (b) S. Kramer, N. R. Bennedsen, S. Kegnæs, ACS Catal., 8, 6961 (2018)
  • (c) F. M. Wisser, Y. Mohr, E. A. Quadrelli, J. Canivet, ChemCatChem, 12, 1270 (2020)
  • (d) R. J. Young, M. T. Huxley, E. Pardo, N. R. Champness, C. J. Sumby, C. J. Doonan, Chem. Sci., 11, 4031 (2020)
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