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J-GLOBAL ID:202202278028411634   整理番号:22A0748916

抗生物質耐性Shigella dysenteriaeおよびStaphylococcus aureusに対する代替抗菌剤としてのバクテリオファージ溶菌酵素P9ly【JST・京大機械翻訳】

Bacteriophage Lytic Enzyme P9ly as an Alternative Antibacterial Agent Against Antibiotic-Resistant Shigella dysenteriae and Staphylococcus aureus
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  ページ: 821989  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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細菌感染と戦うための抗生物質を置換または補充する新しい戦略を開発することは,微生物学的研究の分野における緊急作業である。本研究では,多剤耐性赤痢菌を感染できるバクテリオファージPSD9からP9ly誘導する溶解酵素を報告する。この酵素はPSD9の全ゲノム配列決定により同定された。結果は,P9が保存T4様lysドメインを含み,ファージリゾチームファミリーに属することを示した。蛋白質精製から得た組換P9は生物活性を示し,細菌細胞壁(CW)を消化し,細胞構造の破壊と細胞内成分の漏出をもたらした。さらに,P9は,異なる株,特に多剤耐性グラム陰性赤痢菌とグラム陽性Staphylococcus aureusに対する細菌溶解と殺菌活性を示した。さらに,セフトリアキソンナトリウム(CRO)とP9lyの併用は,用いた抗生物質の必要な用量を減少させ,抗菌効果を改善することができた。要約すると,広範な抗生物質使用の現在バックドロップと細菌耐性の連続出現の下で,本研究はグラム陰性とグラム陽性病原体の両方に対するバクテリオファージベースの抗菌剤の開発への洞察を提供する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  酵素一般  ,  ウイルスの生化学 
引用文献 (51件):
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  • Aevarsson A., Kaczorowska A. K., Adalsteinsson B. T., Ahlqvist J., Al-Karadaghi S., Altenbuchner J., et al. (2021). Going to extremes-a metagenomic journey into the dark matter of life. FEMS Microbiol. Lett. 368:fnab067. doi: , PMID: doi: 10.1093/femsle/fnab067
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