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J-GLOBAL ID：202202278565996658   整理番号：22A0863803

鋳造における残留応力と除去 ダイカスト金型における残留応力測定の試み

著者 (1件)： 黒瀬雅詞 (群馬工高専)
資料名： 素形材
巻： 63  号： 3  ページ： 40-46  発行年： 2022年03月20日 
JST資料番号： S0824A  ISSN： 0910-1985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,ダイカスト金型の残留応力を測定し,残留応力を除去する方法を探り,成形のために付与する窒化層の影響や応力状態を調査。
・測定対象として,ダイカスト金型のブラスト有/無,溶接補修後ブラスト有/無,8万ショットまでの試料を,θ-sin²Ψ法によるX線残留応力測定と,直接精密化解法よる応力の算出。
・結果から,ショットブラスト後には,高い圧縮応力が付与されたが,窒化処理後には半減すること,また,肉盛り補修溶接でも圧縮応力が付与されたが,成形ショット数に伴い減少することが判明。
・加振法による残留応力除去について,歪みゲージ法,赤外線応力法,X線応力測定法による除去効果の確認可否に言及。

シソーラス用語： 鋳造 ,  *残留応力 ,  *X線応力測定 ,  計測 ,  *ダイカスト ,  *金型 ,  応力除去 ,  吹付 ,  補修溶接 ,  肉盛 ,  応力解析 ,  窒化 ,  圧縮応力 ,  寿命延長
準シソーラス用語： sin²Ψ法【計測】 ,  ショットブラスト ,  圧縮残留応力 ,  応力計算 ,  残留応力除去 ,  直接精密化解法

分類 (1件)： 鋳型材料,造型  (WC01020F)

引用文献 (15件)：

• 日原政彦他:精密工学会誌,57巻(1991)6号,pp.1005-1010.
• M. Hihara, J. Soc. Electr. Mach. Eng. Jpn, Vol.35, No.78, pp. 1-11, 2001.
• 辻井信博:山陽特殊製鋼技報,7巻(2000),1号,pp.65-71.
• 小林祐次他:鋳造工学,87巻(2015)6号,pp.398-400.
• 佐々木敏彦:日本機械学会論文集A編71巻(2005),4号,pp.1-7.

タイトルに関連する用語 (6件)： 鋳造 ,  残留応力 ,  ダイカスト金型 ,  残留 ,  応力測定 ,  試み