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J-GLOBAL ID：202202279620442381   整理番号：22A0103148

Styrax japonicusからの花抽出物と活性画分の抗侵害受容効果【JST・京大機械翻訳】

Antinociceptive effects of flower extracts and the active fraction from Styrax japonicus

著者 (11件)： He Lei (Department of Resources and Environment, School of Agriculture and Biology, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  He Lei (R&D Center for Aromatic Plants, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Zhou Ying (Department of Landscape Architecture, School of Design, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Zhou Ying (R&D Center for Aromatic Plants, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Wan Guangjun (Nanjing Fragrant Jasmine Agricultural Technology Co., Ltd, Liuhe District, Nanjing, 211521, China) ,  Wang Wencui (Department of Landscape Architecture, School of Design, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Wang Wencui (R&D Center for Aromatic Plants, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Zhang Nan (Department of Landscape Architecture, School of Design, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Zhang Nan (R&D Center for Aromatic Plants, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Yao Lei (Department of Landscape Architecture, School of Design, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China) ,  Yao Lei (R&D Center for Aromatic Plants, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dong Chuan Road, Shanghai, 200240, China)
資料名： Journal of Ethnopharmacology  (Journal of Ethnopharmacology)
巻： 284  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0042A  ISSN： 0378-8741  CODEN： JETHDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Styax japonicus sieb.et Zucc.からの花は,歯痛や咽頭痛などの疼痛を軽減するための中国の民間療法として使用されている。Styrax japonicusからの花の鎮痛効果を証明するために,活性画分の成分を分析し,鎮痛のメカニズムを調べた。エタノール,石油エーテルおよび水蒸気蒸留抽出によって花抽出物を得た。エタノール抽出物(EE)の種々の画分をシリカゲルカラムクロマトグラフィーと分取液体クロマトグラフィーによって分離した。EE,石油エーテル抽出物(PEE),水蒸気蒸留抽出物(HDE)の鎮痛効果およびEEの画分を,マウスに対するホットプレート,酢酸誘導ライジングおよびホルマリン試験を用いて評価した。活性画分1(F1)の成分を超高速液体クロマトグラフィーQ抽出質量分析(UHPLC-QE-MS)により測定した。鎮痛機構を含む抗炎症および鎮静効果を,それぞれ,カラジーナン誘導後足浮腫およびペントバルビタールナトリウム睡眠試験により評価した。加えて,ナロキソン塩酸塩(NXH),フルマゼニル(FM),SCH23390(SCH)およびWAY100635(WAY)を含むアンタゴニストを用いて,鎮痛の可能な機構を検討した。マウスの異なる脳領域における神経伝達物質と関連代謝物の含有量を,蛍光検出器(UPLC-FLD)による超高性能液体クロマトグラフィーによって定量化した。培地および高用量(150mg/kgおよび300mg/kg)でのPEEおよびHDEよりもむしろEEは,ホットプレート試験における熱刺激に対するマウスの反応の潜伏時間を有意に延長した。さらに,EEは酢酸誘発ライジング試験におけるライチスの数を有意に減少させ,ホルマリン試験の2つの相において,用量依存様式でリッキング時間を減少させた。F1(50mg/kg)は,全てのマウスモデルで効果的な抗侵害反応を示した。しかし,50mg/kgの画分2(F2)と画分3(F3)は鎮痛作用を示さなかった。ケンフェロール-3-O-ルチノシド,イソラムネチン-3-O-ルチノシド,ピノレシノール-4-O-グルコシド,ホルシチンおよびアルクチインをF1の成分から同定した。さらに,F1(50mg/kg)はカラギーナンにより誘導されたマウスの後足浮腫に有意に影響しなかったが,ペントバルビタールナトリウム睡眠試験において睡眠潜時を有意に短縮し,睡眠時間を増加させた。加えて,F1の抗侵害反応は,2匹のマウスモデルでNXHにより影響されなかったが,ホットプレート試験でFMとWAYにより有意に阻害された。ホルマリン試験では,FMは第1相でのみF1の影響を避け,一方,F1の鎮痛活性は両相でWAYにより完全に抑制された。一方,5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)と5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA)の含有量は,F1群でマウスの海馬と線条体で有意に増加した。Styax japonicusの花からのEEおよびEEから分離した活性部分は,有意な抗侵害活性を示した。F1の鎮痛効果は,GABA作動性系によって部分的に媒介され,セロトニン作動系に強く関与する鎮静作用に関連するようであった。これは,非オピオイド鎮痛薬の開発の候補を提供するStyax japonicus花の鎮痛作用を確認した最初の研究であった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 質量分析 ,  液体クロマトグラフィー ,  カラジーナン ,  解熱鎮痛薬 ,  *消炎作用 ,  神経伝達物質 ,  代謝産物 ,  浮腫 ,  海馬 ,  民間療法 ,  抗侵害作用 ,  脂肪族アルコール ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *抽出物 ,  アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Styrax japonicus ,  エタノール抽出物 ,  比率 ,  鎮痛薬 ,  機構

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  モノテルペン,セスキテルペン  (CF10022A) ,  生薬一般  (GX06010Y)

物質索引 (2件)： エタノール ,  セロトニン

タイトルに関連する用語 (6件)： Styrax ,  花 ,  抽出物 ,  活性 ,  画分 ,  侵害受容