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J-GLOBAL ID:202202281954636215   整理番号:22A0931703

開放型石灰路-アルカリ路による酸性坑廃水の処理予測とパッシブトリートメント導入に向けた示唆

Prediction of Acid Mine Drainage Treatment by Open Limestone-Alkaline Material Channel and Implications for the Large Scale Implementation of Passive Treatment
著者 (8件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 19-27(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0755A  ISSN: 1884-0450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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数十年間,酸性鉱山排水(AMD)処理のコストを低減するために,AMDの受動的処理方法に関する様々な研究が活発に行われている。開放型石灰岩路は,最も一般的方法の1つであり,主に海外で実用化されている。一方,その地形により日本で大きな流路を確保することは困難であり,より狭い空間での処理ができる高い酸中和能力を有するアルカリ材料の使用を考慮する必要がある。したがって本研究では,セメント由来の環境修復剤であるPAdeCSを用いて,中和処理によって有害な金属元素を除去した。次に,開放石灰石路とアルカリ材料(PAdeCS)路の組合せシステムを仮定したシミュレーションモデルを開発し,この複合路内の有害金属元素の挙動を予測した。シミュレーション結果は,PAdeCSが非常に高い酸中和能力を持ち,高温が有害な金属元素の中和処理に有利であり,流路設計が初期排水組成に依存して変化する必要があることを示した。最後に,Feの優先除去,石灰岩による中和,追加処理の3段階から成る,適切な受動処理方法を選択するための新しいフローチャートを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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排水処理  ,  オペレーションズリサーチ一般  ,  鉱害 
引用文献 (42件):
  • 1 T. Nozaki, K. Fujinaga and Y. Kato: J. Geol. Soc. Japan, 124(2018), 995-1020.
  • 2 M. Yamashina, S. Ogasawara and T. OGATA: Journal of MMIJ, 83(1967), 1746-1751.
  • 3 S. Saito: Annals of the Tohoku Geographical Association, 24(1972), 154-162.
  • 4 E. Uchida, T. Nakano: Chikyukagaku, (2018), 149-169.
  • 5 H. Imai: Mining Geology, 17(1967), 69-70.
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