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J-GLOBAL ID：202202283066842029   整理番号：22A0636107

立方モノオレイン構造を有するオスモライトとクラウダーの相互作用に関する圧力ジャンプ研究【JST・京大機械翻訳】

A pressure-jump study on the interaction of osmolytes and crowders with cubic monoolein structures

著者 (6件)： Surmeier Goeran (Fakultaet Physik/DELTA, Technische Universitaet Dortmund, 44221 Dortmund, Germany. [e-mail]) ,  Paulus Michael ,  Schneider Eric ,  Dogan Susanne ,  Tolan Metin ,  Nase Julia
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 5  ページ： 990-998  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体細胞で起こる多くの重要なプロセスは脂質膜のリモデリングを含む。これらのプロセスは,イオン及び小さな有機オスモライトから蛋白質及び他の高分子までの様々な溶質で充填される環境で発生し,利用可能な体積の約30%を占める。本研究では,高分子ポリエチレングリコール(PEG)でシミュレートした分子密集,およびオスモライト尿素とトリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)が,急激な圧力減少により誘起されたラメラ状態からの相転移後の立方晶モノオレイン構造の平衡にどのように影響するかを調べた。添加物がない場合,膨潤した立方晶微結晶は遷移後に生成し,数時間にわたって過剰水を放出した。このプロセスは格子定数の減少に反映され,小角X線散乱で監視した。PEGとTMAOにより発揮される浸透圧は狭い層間空間から置換され,平衡を加速することを見出した。添加PEGの半径が立方相の水チャネルの半径より小さいとき,効果は高分子の分子量の増加とともにより顕著になった。立方構造からの水和水の放出は,膜曲率の増加および脂質と水相の間の界面の減少を伴うので,尿素は,膜表面近くに存在するわずかな親和性を有し,膨潤した微結晶を安定化し,平衡動力学を遅くした。これらの結果は,細胞溶質が,二分子層間空間の脱水を促進し,膜曲率を促進または打ち消すことができるので,動的膜プロセスへの重要な寄与因子であることを裏付けている。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン ,  界面 ,  格子定数 ,  微結晶 ,  浸透圧 ,  *相互作用 ,  相転移 ,  膨潤 ,  脂質 ,  高分子 ,  立方晶系 ,  溶質 ,  分子集合体 ,  ウレア化合物 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  モノグリセリド ,  第二アルコール ,  ポリオール

分類 (1件)： 脂質一般  (EB05010B)

物質索引 (2件)： 尿素 ,  モノオレイン

タイトルに関連する用語 (5件)： モノオレイン ,  オスモライト ,  相互作用 ,  ジャンプ ,  研究