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J-GLOBAL ID：202202284427407912   整理番号：22A0228896

Bombyx mori由来アルド-ケトレダクターゼAKR2E8はクワ葉に存在するアルデヒドを解毒する【JST・京大機械翻訳】

Bombyx mori-derived aldo-keto reductase AKR2E8 detoxifies aldehydes present in mulberry leaves

著者 (2件)： Yamamoto Kohji (Faculty of Agriculture, Kyushu University Graduate School, 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka, 819-0395, Japan) ,  Endo Satoshi (Laboratory of Biochemistry, Gifu Pharmaceutical University, 1-25-4 Daigaku-nishi, Gifu, 501-1196, Japan)
資料名： Chemico-Biological Interactions  (Chemico-Biological Interactions)
巻： 351  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0058B  ISSN： 0009-2797  CODEN： CBINA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鱗翅類は農業害虫である。カイコは鱗翅類のモデルであるので,カイコにより生産される酵素の分析は害虫防除の方法の開発にとって大きな関心事である。アルド-ケトレダクターゼ(AKR)スーパーファミリーはカルボニル基をアルコール基に変換することによりアルデヒドの還元を触媒する。ここでは,AKR2E8と名付けたカイコBombyx moriに存在する新しいAKRを特性化した。アミノ酸配列と系統発生分析は,AKR2E8がヒトAKR1B1とAKR1B10と類似していることを示した。活性部位の3つのアミノ酸残基は,AKR2E8,AKR1B1とAKR1B10の間で同一であった。大腸菌で過剰発現した組換えAKR2E8は,クワ(Morus alba)葉に存在するアルデヒドを減らすために補酵素としてニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を使用した。AKR2E8は,ベンズアルデヒド,ヘキサナール,ヘプタナール,ノナナール,trans-2-ノネナールおよびシトラールを還元することを見出した。ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド依存性活性は検出されなかった。Akr2e8 mRNAは精巣,卵巣および脂肪体で検出された;最も高い発現は中腸で見られた。中腸におけるAKR2E8の基質特異性と最も高い発現は,AKR2E8がカイコにおけるアルデヒド解毒において主要な役割を果たすことを示唆する。本研究の知見は,作物を損傷するカイコのような鱗翅類の個体群を制御するための害虫防除法の開発を助けるかもしれない。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 害虫 ,  酵素 ,  大腸菌 ,  アルコール ,  *アルデヒド ,  補酵素 ,  mRNA ,  アミノ酸配列 ,  精巣 ,  ヒト ,  活性部位 ,  *カイコガ ,  害虫防除 ,  アミノ酸残基
準シソーラス用語： *アルド-ケトレダクターゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： アルド-ケトレダクターゼ ,  アルデヒド ,  基質特異性 ,  NADPH

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルド-ケトレダクターゼ ,  クワ ,  葉 ,  アルデヒド ,  解毒