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J-GLOBAL ID:202202284505695409   整理番号:22A1051438

イオン相互作用駆動スイッチ可能な殺菌表面【JST・京大機械翻訳】

Ionic interaction-driven switchable bactericidal surfaces
著者 (10件):
資料名:
巻: 142  ページ: 124-135  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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外部環境における細菌は,必然的に創傷に侵入し,続いて手術および生物医学的手術中に創傷表面をコロニー化し,創傷治癒および組織修復の過程を遅くする;これはヒトの健康への重大な脅威である。したがって,インテリジェント抗菌表面の開発は,重要な社会的および経済的意義を有する抗菌戦略の分野における研究の焦点になった。ここでは,Coulomb相互作用固定化によりカチオン分子で官能化されたイオン性相互作用駆動アニオン活性化基層を生成する簡単なアプローチを示した。切り替え可能な多機能抗菌表面は細菌付着を減少させ,付着微生物を不活性化し,その結果,抗菌表面の従来の挑戦を克服する。簡潔に,ポリ(3-スルホプロピルメタクリレートカリウム塩)(PSPMA)ブラシを,シリコンまたは綿織物基板上に表面開始原子移動ラジカル重合により構築し,正荷電成分,すなわち,リゾチーム(LYZ),ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)またはキトサン(CS)を,静電相互作用により負電荷スルホナート基に負荷した。得られたブラシグラフト表面は,グラム陰性大腸菌とグラム陽性Staphylococcus aureusの両方に対する適切な量の禁制イオン(1.0M;Na+&Cl-)の導入後に,~95.5%以上の殺菌効果および~92.8%の放出速度を示し,その結果,”集合-解離”の循環過程を通して再生表面を達成した。スマート綿織物(Fabric-PSPMA/LYZおよびFabric-PSPMA/CS)表面を構築し,7日間のin vivo試験でより高い効率で創傷表皮組織再生を促進することを見出した。本研究で用いたこのイオン相互作用駆動法は簡単で,可逆的に抗菌表面を再生でき,よりエコロジカルで経済的な意義を有する切り替え可能な抗菌材料のより広い利用に役立つであろう。再生可能な特性を有するスマート抗菌表面は過去数年にわたってかなりの関心を集めている。ここでは,イオン性相互作用駆動力を用いて,PSPMA表面ブラシにおける動的配座転移を操作し,高度に切り替え可能な細菌殺傷および細菌放出挙動を伴った。PSPMA修飾表面上での集合/解離のための異なるカチオン分子も設計し,化学構造,分子量およびカチオン電荷密度を含む必須パラメータを調べた。精製した構造組合せと細菌殺菌/細菌放出挙動のバランスにより,スマート綿織物(例えば,Fabric-PSPMA/リゾチームとFabric-PSPMA/キトサン)を設計し,創傷治癒と組織修復を促進した。これらの結果は,切り替え可能なカチオン-アニオン性対設計および対応する実用的,再生可能,高抗菌織物の基本的な理解に寄与する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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