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J-GLOBAL ID:202202285314146201   整理番号:22A0629140

酸化安定性と生体触媒性能を改善するためのBaeyer-Villigerモノオキシゲナーゼにおける酵素アクセストンネル工学【JST・京大機械翻訳】

Enzyme Access Tunnel Engineering in Baeyer-Villiger Monooxygenases to Improve Oxidative Stability and Biocatalyst Performance
著者 (7件):
資料名:
巻: 364  号:ページ: 555-564  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1343A  ISSN: 1615-4150  CODEN: ASCAF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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過酸化水素は,酸化剤または毒性副産物として様々な酵素触媒に関与する。従って,H_2O_2駆動酸化ストレスの減衰は,分取バイオ触媒作用のための重要課題の1つである。ここでは,H_2O_2に対する酵素,特にBaeyer-Villigerモノオキシゲナーゼ(BVMO)のロバスト性を改善する合理的な方法を検討した。活性部位からバルクへのH_2O_2の出口経路として働く酵素アクセストンネルを,Thermobifidaフサカからのフェニルアセトンモノオキシゲナーゼ変異体(PAMO_C65D)およびPseudomonas putida KT2440由来のBVMOに対するCAVERおよび/または蛋白質エネルギー景観探査(PELE)ソフトウェアを用いて予測した。H_2O_2(e.g.,メチオニンおよびチロシン)による酸化に感受性であり,予測H_2O_2移動経路の近傍に位置するアミノ酸残基は,低反応性または不活性アミノ酸(例えば,ロイシンおよびイソロイシン)で置換された。これはH_2O_2耐性酵素変異体の設計をもたらし,合成応用に対する堅牢な生体触媒となった。例えば,H_2O_2耐性P.putida BVMOは4-デカノンのBV酸素化に対して4,100のターンオーバー数に達し,これは親酵素よりも2.8倍大きかった。さらに,H_2O_2耐性P.putida BVMOは,カスケード脂肪酸生体内変化における9-(ノナノイルオキシ)ノナン酸(8)形成の力価の2倍の増強を可能にした。したがって,CAVER/PELEベースのH_2O_2移動経路工学は,酸化安定性だけでなく,H_2O_2形成または酵素(例えば,BVMO,オキシダーゼおよびペルオキシダーゼ)の生体内変化性能を改善する効率的な合理的な設計アプローチであると仮定した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド 

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