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J-GLOBAL ID:202202286598274241   整理番号:22A0971980

鼻咽頭スワブにおけるSARS-CoV-2の直接検出のためのマトリックス支援レーザ脱離とイオン化飛行時間質量分析【JST・京大機械翻訳】

Matrix-Assisted Laser Desorption and Ionization Time-of-Flight Mass Spectrometry Analysis for the Direct Detection of SARS-CoV-2 in Nasopharyngeal Swabs
著者 (16件):
資料名:
巻: 94  号: 10  ページ: 4218-4226  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コロナウイルス病-2019(COVID-19)に使用される最も一般的な診断法は,リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)である。しかし,それは複雑で労働集約的な手順を必要とし,ウイルスデブリに由来する過剰な陽性結果を含む。SARS-CoV-2ヌクレオカプシドリン蛋白質(NP)から特異的ペプチドを同定するために,マトリックス支援レーザ脱離とイオン化飛行時間型質量分析(MALDI-ToF MS)を用いる鼻咽頭スワブにおける重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の直接検出のための方法を開発した。SARS-CoV-2ウイルス粒子を,限外ろ過カートリッジによって鼻咽頭スワブ中の生物学的分子から分離した。更なる精製を陰イオン交換樹脂によって行い,精製したNPをトリプシンを用いてペプチドに消化した。鼻咽頭スワブに接種されたSARS-CoV-2からのペプチドをMALDI-ToF MSにより検出し,検出限界は106.7ウイルスコピーであった。この値はスワブ当たり107.9ウイルスコピーに等しく,伝染性患者のウイルス負荷とほぼ同等である。7つのNP由来ペプチドを,臨床標本におけるSARS-CoV-2検出のための標的分子として選択した。方法:伝染性COVID-19患者由来の19の鼻咽頭スワブ標本における2つのNP由来ペプチドと7つのNP由来ペプチドの間で検出した。これらのペプチドは,SARS-CoV-2 RNAがPCRによって検出されなかった4つの検体で検出されなかった。変異NP由来ペプチドをいくつかの検体で見出し,それらのアミノ酸置換のパターンを正確な質量によって推定した。本結果は,直接精製段階と迅速検出段階の組み合わせにおける開発したMALDI-ToF MSに基づく方法が鼻咽頭スワブ中のSARS-CoV-2-特異的ペプチドを直接検出でき,COVID-19のための信頼できるハイスループット診断法であるという証拠を提供した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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