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J-GLOBAL ID：202202287736602480   整理番号：22A1742651

個別要素法を用いた土砂災害による木造家屋倒壊メカニズムの基礎的検討

Collapse Mechanism of Wooden House by Landslide Disaster Using Distinct Element Method

著者 (3件)： 小林純平 (北大 大学院工学院) ,  中嶋唯貴 (北大 大学院工学研究院) ,  小松陸歩 (北大 工)
資料名： 地域安全学会梗概集(CD-ROM)  (Proceedings of the Annual Conference of the Institute of Social Safety Science (CD-ROM))
号： 50  ページ： ROMBUNNO.A-7  発行年： 2022年05月 
JST資料番号： L8412B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・土砂災害で被災した木造住宅における人的被害軽減策を検討するために,個別要素法を用いた数値シミュレーションにより崩壊メカニズムを再現。
・2018年北海道胆振東部地震を対象として,木造建物モデルと建物密度,部材重量,土砂密度,土砂速度(2種)を想定し,4パターンの土砂モデル高さで解析。
・要素間の接線/法線方向接触力と摩擦力が境界パラメータ。
・1階が崩壊しても2階の形状が保持されるケース,2階部分を補強したケース,土砂高さが変化したケースなど多様なシミュレーション結果を導出。
・2階部分が残存するためには,土砂速度,土砂厚さ,2階部分の耐力が影響することが判明。

シソーラス用語： 大地震 ,  *震災 ,  *土砂災害 ,  地滑り ,  *木造住宅 ,  機構 ,  損害 ,  計算機シミュレーション ,  個別要素法 ,  摩擦力 ,  慣性力 ,  低層建築 ,  建築構造 ,  耐震性 ,  耐荷力 ,  2018年北海道胆振東部地震 ,  人的被害 ,  接触力 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *崩壊メカニズム

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

引用文献 (6件)：

• 国土交通省 HP: 土砂災害防止法の概要(2020/01/20)
• 国土交通省 HP:土石流とその対策 http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/dosekiryuu_taisaku.html (2020/01/20)
• 国土交通省第4審議会第4回計画部会・配布資料:資料 2-3 安全・安心で持続可能な国土の形成について 2014年11月14日
• 三浦 弘之, 白川 隼也, 土石流高さに注目した数値解析に基づく木造家屋の倒壊危険度評価, 地域安全学会論文集, 2021, 39巻, p. 73-79
• 松本将武・岡田成幸・中嶋唯貴・田守伸一郎:地震時の木造建物崩壊過程における人的被害発生機構の推定, 地域安全学会論文集(CD-ROM) 33 259-266, 2018

タイトルに関連する用語 (6件)： 個別要素法 ,  土砂災害 ,  木造家屋 ,  倒壊 ,  メカニズム ,  基礎的検討