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J-GLOBAL ID：202202288864468062   整理番号：22A0900643

新たに孵化したニワトリ雛における糸状インプリンティングに対するムスカリン性アセチルコリン受容体のサブタイプ選択的寄与【JST・京大機械翻訳】

Subtype-selective contribution of muscarinic acetylcholine receptors for filial imprinting in newly-hatched domestic chicks

著者 (7件)： Aoki Naoya (Department of Molecular Biology, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan) ,  Mori Chihiro (Department of Molecular Biology, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan) ,  Fujita Toshiyuki (Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan) ,  Serizawa Shouta (Department of Molecular Biology, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan) ,  Yamaguchi Shinji (Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan) ,  Matsushima Toshiya (Department of Biology, Faculty of Science, Hokkaido University, Hokkaido 060-0810, Japan) ,  Homma Koichi J. (Department of Molecular Biology, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Teikyo University, 2-11-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo 173-8605, Japan)
資料名： Behavioural Brain Research  (Behavioural Brain Research)
巻： 424  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1150A  ISSN： 0166-4328  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChRs)は多くの脳機能において重要な役割を果たす。著者らの以前の研究は,mAChRアンタゴニストスコポラミンの,糸状インプリンティングに重要な中間内側中膜(IMM)領域への注入が記憶形成を損なうことを明らかにした。鳥類脳では,4つのmAChRサブタイプが同定されている(M_2,M_3,M_4およびM_5)。M_3とM_5受容体はニューロンの興奮性を増加させるが,M_2とM_4受容体は興奮性を低下させる。スコポラミンはすべてのサブタイプをブロックするので,以前の研究はどのサブタイプが記憶形成に寄与するかを同定しなかった。IMMにいくつかのタイプのmAChRアンタゴニストを注入することにより,本研究では,mAChRサブタイプが刷り込みにおいて決定的な役割を果たすことを明らかにした。最初に,興奮性受容体サブタイプM_3とM_5に対するアンタゴニストの影響を調べた。20mMまたはM_5アンタゴニスト(ML381)でのM_3アンタゴニスト(DAU5884)の注入は,2mMのインプリンティングを障害した。DAU5884のpK_i値を考慮すると,障害はM_3および/またはM_4受容体へのDAU5884結合によって引き起こされるようである。第2に,阻害受容体サブタイプM_2に対するアンタゴニストの影響を調べた。結果は,M_2アンタゴニスト(AQ-RA741)が20mMの濃度でインプリンティングを障害することを示した。AQ-RA741のpK_i値を考慮すると,障害は,M_2および/またはM_4へのAQ-RA741結合によって引き起こされるようである。本研究の知見は,興奮性受容体サブタイプM_3とM_5および阻害受容体サブタイプM_2および/またはM_4が,インプリントを実行するためのアセチルコリンシグナル伝達の適切なバランスを達成するために協調することを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  興奮 ,  *受容体 ,  薬物 ,  *刷込 ,  ムスカリン受容体 ,  細胞情報伝達 ,  脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  トロパンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  記憶固定化 ,  脳機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 線毛インプリンティング ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体サブタイプ2(M_2受容体) ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体サブタイプ3(M3受容体) ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体サブタイプ5(M5受容体) ,  中間内側中pal ,  家畜雛

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (2件)： アセチルコリン ,  スコポラミン

タイトルに関連する用語 (7件)： 孵化 ,  ニワトリ ,  雛 ,  インプリンティング ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体 ,  サブ ,  タイプ