文献

J-GLOBAL ID：202202288976608672   整理番号：22A1845422

アークプラズム法でHOPG上に作成したPtAuナノ粒子の異常なAu-Au結合短縮について

著者 (10件)： 朝倉清高 (北大 触媒科研) ,  HU Bing (北大 触媒科研) ,  轟直人 (東北大) ,  和田山智正 (東北大) ,  東晃太朗 (高輝度光科学研究セ) ,  宇留賀朋哉 (高輝度光科学研究セ) ,  宇留賀朋哉 (電通大) ,  岩澤康裕 (高輝度光科学研究セ) ,  三輪(有賀)寛子 (高輝度光科学研究セ) ,  高草木達 (北大 触媒科研)
資料名： 触媒討論会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 129th  ページ： ROMBUNNO.1A01  発行年： 2022年03月10日 
JST資料番号： F1143B  ISSN： 2187-5928  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 単結晶の場合には,Au(111)にPt一原子層薄膜を載せるとAuの結合距離に影響され,Pt-Ptが伸びるが,AuコアーPtシェル構造を持つナノ粒子の場合には,逆にPt-Ptが短縮する.この違いの原因を知るため,HOPG表面にアークプラズマ蒸着法(APD)によりPtAuナノ粒子を作製し,BCLA強化背面入射蛍光XAFS法(BCLA+BI-XAFS)を用いて,その構造を調べた.その結果,PtAu合金Core-Pt-rich Shell構造であることおよびPt-Pt,Pt-Au,Au-Auの結合長はいずれも約2.76ÅとAu-Au結合長はバルクAuの結合長よりも異常に短いことをみいだした.この異常に短い結合長は,Ptリッチシェルの強い表面張力と格子歪みの緩和によるものであると結論づけた.(著者抄録)

シソーラス用語： プラズマ ,  高配向性熱分解グラファイト ,  *ナノ粒子 ,  *核間距離 ,  コアシェル構造 ,  プラズマCVD ,  蛍光X線分析 ,  *白金合金 ,  *金合金 ,  界面張力 ,  格子歪 ,  緩和現象 ,  X線光電子スペクトル ,  顕微鏡観察 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  EXAFS ,  ナノクラスタ ,  アークプラズマ ,  *合金ナノ粒子 ,  原子間力顕微鏡法
準シソーラス用語： 歪緩和

分類 (1件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (2件)： HOPG ,  Au