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J-GLOBAL ID：202202289849759043   整理番号：22A0711645

研究が活発化する鉄系超弾性合金

著者 (2件)： 大森俊洋 (東北大 大学院工学研究科) ,  藤井美穂
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 27  号： 3  ページ： 114-117  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・低コスト化が望める鉄系形状記憶合金は超弾性効果が得られなかったが,2010年代に入り東北大で超弾性効果が得られて注目される存在となり,本稿では,鉄系超弾性合金の最新の研究開発について紹介。
・通常,超弾性合金は高温になると力学特性が不安定になり,超弾性効果が発現する温度範囲は狭いが,特にFe-Mn-Al系合金は極低温~200°Cの温度範囲で強度がほとんど変化しないことが特長。
・今回開発したFe-Mn-Al系にNi,Crを添加した合金は,-263°C~200°Cの温度範囲で強度がほとんど変化せず,温度変化が激しい月や火星でも利用可能。
・筋交いに適用されたCu系単結晶超弾性合金の開発についても紹介。

シソーラス用語： *合金設計 ,  形状記憶合金 ,  超弾性 ,  *鉄合金 ,  マンガン含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  ニッケル添加合金 ,  クロム添加合金 ,  応力歪特性 ,  応力歪曲線 ,  温度依存性 ,  極低温 ,  単結晶 ,  防振材料 ,  ダンパ ,  疲れ寿命
準シソーラス用語： 合金開発 ,  *超弾性合金 ,  制振材料 ,  制振ダンパ ,  疲労寿命

分類 (2件)： 鉄鋼材料  (WE02000W) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 研究 ,  鉄 ,  超弾性合金