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J-GLOBAL ID:202202290767689469   整理番号:22A0619999

貯蔵ダニ誘発気道炎症に対するFIP-fveペプチドおよび変性Tyrophagus putrescentiaeによる局所鼻免疫療法の効果【JST・京大機械翻訳】

Effects of Local Nasal Immunotherapy with FIP-fve Peptide and Denatured Tyrophagus putrescentiae for Storage Mite-Induced Airway Inflammation
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号:ページ:発行年: 2022年 
JST資料番号: A1003A  ISSN: 0004-069X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アレルギー疾患は公衆衛生に影響を与え,過去10年間にわたって増加している。ダニアレルゲンへの感作はアレルギー発生の相当なトリガーである。貯蔵ダニTyrophagus putrescentiaeはアレルゲン性の可能性と臨床的関連性の大きな意義を示す。真菌免疫調節ペプチドFIP-fveは免疫調節活性を持つことが報告されている。著者らは,マウスにおけるT.putrescentiae誘発感作と気道炎症が変性T.putrescentiae(FIP-fveとDN-Tp)と共にFIP-fveによって下方制御されるかどうかを決定することを目的とした。局所鼻免疫療法(LNIT)後に,免疫グロブリン,白血球亜集団,サイトカイン産生,肺機能,肺病理学,CD4+とTreg細胞におけるサイトカインの免疫応答と生理学的変化を評価した。FIP-fveとDN-TpによるLNITの後,気管支肺胞洗浄液(BALF)における血清とIgAにおける特異的IgE,IgG1とIgG2aのレベルは,有意に減少した。気道における炎症性白血球(好酸球,好中球およびリンパ球)の浸潤は有意に減少した。炎症誘発性サイトカイン(IL-5,IL-13,IL-17FおよびIL-23)およびケモカイン(IL-8)の産生は有意に減少し,Th1-サイトカイン(IL-12)はLNIT後の気道BALFにおいて増加した。Penh値の肺機能はメタコリンチャレンジ後に有意に減少し,LNIT後の気道過敏性の減少をもたらした。Bronchus病理学は,LNIT後の炎症細胞浸潤と上皮損傷の減少を示した。IL-4+/CD4+T細胞は下方制御され,IFN-γ+/CD4+T細胞はアップレギュレートされた。CD4+CD25+細胞におけるIL-10とFoxp3発現のTreg関連免疫は,LNIT後にアップレギュレートされた。結論として,FIP-fveおよびDN-Tpを有するLNITは,ダニ誘発性気道炎症に対して抗炎症効果を有し,アレルギー性気道疾患に対する免疫調節治療薬としての可能性を有する。Copyright L. Hirszfeld Institute of Immunology and Experimental Therapy, Wroclaw, Poland 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  免疫反応一般  ,  野菜  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  生物学的機能 

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