文献
J-GLOBAL ID:202202291327493957   整理番号:22A0973167

蛋白質吸着におけるスポロポレニンシェル界面特性の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of Sporopollenin Shell Interfacial Properties in Protein Adsorption
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 2763-2776  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
天然花粉粒から分離したSporopollenin殻は,ドラッグデリバリー,ワクチンデリバリー,および廃水修復の多様な分野での翻訳および応用研究において注目されている。しかし,吸着剤としてスポロポレニンシェルの可能性についてはほとんど知られていない。ここでは,スポロポレニン殻への蛋白質吸着を研究するために,4つの構造的に多様な花粉種,黒クルミ,沼沢,ミューゴート,および銀カバノキからスポロポレニン殻を分離した。3つの主要な界面特性,表面積,表面官能基および表面電荷を調べ,スポロポレニン殻への蛋白質吸着の機構を解明した。スポロポレニン殻は中程度の比表面積(<12m2/g)を持つことを示した。天然花粉粒からスポロポレニン殻を単離するために用いたリン酸と水酸化カリウム処理は,カルボン酸とカルボン酸塩のイオン化基によるスポロポレニンシェル表面の官能化ももたらした。その結果,スポロポレニンシェルは,水中に分散した時,pH10で-75から-82mVの範囲で負のζ電位を示した。スポロポレニン殻のζ電位は2.5~11のpH範囲では負であり,ζ電位の絶対値はpHの低下と共に減少を示した。負の表面電荷は静電相互作用を介してスポロポレニンシェルへの蛋白質の吸着を促進する。中程度の表面積を持つにもかかわらず,スポロポレニン殻はかなりの量のリゾチーム(スポロポレニン殻1mg当たり145~340μgリゾチーム)を吸着する。スポロポレニン殻へのリゾチーム吸着は表面を変化させ,表面電荷は酸性pHで正になる。全体として,本研究は,蛋白質を吸着するためのスポロポレニンシェルの可能性を実証し,蛋白質吸着におけるスポロポレニンシェルの界面特性の重要な役割を明らかにし,スポロポレニンシェル上の蛋白質吸着の機構を同定した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  固-液界面 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る