特許
J-GLOBAL ID:202203001501433947

情報処理装置、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  岡部 博史 ,  岡部 英隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-188808
公開番号(公開出願番号):特開2022-077800
出願日: 2020年11月12日
公開日(公表日): 2022年05月24日
要約:
【課題】2名の人間同士の相性を精度良く予測するための技術を提供する。 【解決手段】情報処理装置の演算回路は、各人の脳活動の変化を示す時系列データの各々を利用して、脳領域間の機能的な結合の程度を示す相関係数を算出して、各人について脳領域間の相関係数の集合である相関行列を生成する。演算回路は、各人の相関行列を利用して、2人の脳領域間の機能的な結合の相違を示す特徴量ベクトルを算出し、特徴量ベクトルを記憶装置に記憶された予測モデルに入力して2名の人間の相性を予測する。予測モデルは、少なくとも、相性が良いまたは良いとは言えないことが予め判明している2名の人間同士の、脳領域間の機能的な結合の相違を示す特徴量ベクトルと、相性が良いまたはよいとは言えないことを示す相性ラベルとの組み合わせを教師データとして用いて機械学習が行われることによって構築されている。 【選択図】図12
請求項(抜粋):
人間同士の相性を予測するための情報処理装置であって、 演算回路と、 予測モデルを記憶する記憶装置と、 人間の脳の活動の変化を示す時系列データを取得する入力インタフェースと、 人間同士の相性の予測結果を出力する出力インタフェースと を備え、 前記人間の脳は複数の脳領域を含み、前記複数の脳領域の各々は前記脳が有する複数の機能の各々と関連付けられており、 前記時系列データは、前記複数の脳領域の各々から取得された、各脳領域の活動の時間的な変化を示すデータを含み、 前記入力インタフェースは、第1の人間及び第2の人間の各時系列データである第1時系列データ及び第2時系列データを取得し、 前記演算回路は、 前記第1時系列データ及び前記第2時系列データの各々を利用して、前記複数の脳領域のうちから選択された2つの脳領域の組み合わせ毎に、脳領域間の機能的な結合の程度を示す相関係数を算出することにより、前記第1の人間の脳領域間の相関係数の集合である第1相関行列及び前記第2の人間の脳領域間の相関係数の集合である第2相関行列を生成し、 前記第1相関行列及び前記第2相関行列を利用して、前記第1の人間と前記第2の人間との間の、脳領域間の機能的な結合の相違を示す特徴量ベクトルを算出し、 前記特徴量ベクトルを前記予測モデルに入力して、前記第1の人間と前記第2の人間との相性を予測し、 前記予測モデルは、少なくとも、 相性が良いことが予め判明している2名の人間同士の、脳領域間の機能的な結合の相違を示す特徴量ベクトルと、相性が良いことを示す第1相性ラベルとの組み合わせである第1の種類の教師データ、及び、 相性が良いとは言えないことが予め判明している2名の人間同士の、脳領域間の機能的な結合の相違を示す特徴量ベクトルと、相性が良いとは言えないことを示す第2相性ラベルとの組み合わせである第2の種類の教師データ を、それぞれ用いて機械学習が行われることによって構築されている 情報処理装置。
IPC (1件):
G06N 20/00
FI (1件):
G06N20/00 130
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 脳波測定による個人のデフォルトモードネットワークの情報量的特定とその安定性の評価

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