特許

J-GLOBAL ID：202203009158142371

硬化体、その製造方法及び製造装置

発明者： 丸山 一平 ,  野口 貴文 ,  小鷹 渉 ,  北垣 亮馬 ,  兼松 学 ,  平尾 宙 ,  兵頭 彦次 ,  田村 雅紀 ,  藤本 郷史 ,  辻埜 真人
出願人/特許権者： 国立大学法人 東京大学 ,  国立大学法人北海道大学 ,  学校法人東京理科大学 ,  太平洋セメント株式会社 ,  学校法人 工学院大学 ,  国立大学法人宇都宮大学 ,  清水建設株式会社
代理人 (1件)： 森下 賢樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2021-163258
公開番号（公開出願番号）：特開2022-162955
出願日： 2021年10月04日
公開日（公表日）： 2022年10月25日
要約：

【課題】過去にカルシネーションによってセメント製造時に大気中に排出され分散した状態にあるCO 2 を可能な限り回収し、回収したCO 2 を用いることによる硬化体、特に建設材料硬化体の提供。 【解決手段】(I’)少なくとも水を含む液にCa源及び/又はMg源を含有する粒子を添加する工程;(II)工程(I)で得られた液に、CO 2 を溶解させる工程;を有することにより、Ca(HCO 3 ) 2 及び/又はMg(HCO 3 ) 2 を含む液を得、(III)骨材を所定の形状とする工程;(IV)工程(III)で得られた所定の形状内に、前記Ca(HCO 3 ) 2 及び/又はMg(HCO 3 ) 2 を含む液を添加する工程;及び(V)工程(IV)で得られた所定の形状内の環境を変化させる工程;を有することにより、骨材;及び前記骨材間に存在する炭酸塩;を有して形成される硬化体を得る、硬化体の製造方法を提供する。 【選択図】図1

請求項（抜粋）：

骨材;及び 前記骨材間に存在する物質; を有して形成される硬化体であって、 前記物質は、該物質100重量%中、炭酸塩を50重量%以上含有する 硬化体。

IPC (8件)：

C04B 14/26 ,  C04B 14/48 ,  C04B 14/34 ,  C04B 14/28 ,  C04B 18/16 ,  C04B 22/10 ,  C04B 20/02 ,  B28B 11/24

FI (8件)：

C04B14/26 ,  C04B14/48 Z ,  C04B14/34 ,  C04B14/28 ,  C04B18/16 ,  C04B22/10 ,  C04B20/02 Z ,  B28B11/24

Fターム (4件)：

4G055AA01 ,  4G055BA06 ,  4G055BA32 ,  4G112MB06