特許
J-GLOBAL ID:202203010192276946

組換え微生物細胞における奇数鎖脂肪酸誘導体の生成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-011738
公開番号(公開出願番号):特開2020-022495
特許番号:特許第7042785号
出願日: 2012年03月08日
公開日(公表日): 2020年02月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (a)親微生物細胞で生成されるプロピオニル-CoAの量と比較して、組換え微生物細胞において増加した量のプロピオニル-CoAを生成するために有効な酵素活性を有する2種以上のポリペプチドをコードする、2種以上のポリヌクレオチドであって、 前記親微生物細胞が前記酵素活性を欠如または前記酵素活性の減少した量を有しており、 前記2種以上のポリヌクレオチドが組換え微生物細胞にとって外来性であるか、または前記2種以上のポリヌクレオチドが組換え微生物細胞にとって内在性であり、 前記2種以上のポリヌクレオチドが、前記親微生物細胞における前記2種以上のポリヌクレオチドの発現と比較して、組換え微生物細胞において過剰発現されており、かつ 前記2種以上のポリヌクレオチドが、メチルマロニル-CoAムターゼ活性及びメチルマロニル-CoAデカルボキシラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする、 前記2種以上のポリヌクレオチドと、 (b)β-ケトアシル-ACP合成酵素活性を有し、基質としてプロピオニル-CoAを利用し、かつ配列番号2に対して少なくとも90%の配列同一性を有するポリペプチドをコードし、B.ズブチリスFabH1ポリペプチド(配列番号2)を過剰発現するためのポリヌクレオチドであって、基質としてプロピオニル-CoAを利用する、β-ケトアシル-ACP合成酵素活性を有する前記ポリペプチドが、組換え微生物細胞にとって外来性であり、かつ組換え微生物細胞にとって内在性であるβ-ケトアシル-ACP合成酵素活性を有するポリペプチドの発現が、前記親微生物細胞と比較して減少している、 前記ポリヌクレオチドと、 (c)チオエステラーゼ活性(EC3.1.1.5、EC3.1.2.14、EC3.1.2.-)を有するポリペプチドをコードし、過剰発現するための外来性ポリヌクレオチドとを含む組換え微生物細胞であって、内在性のプロピオニル-CoA:スクシニル-CoAトランスフェラーゼをコードするポリヌクレオチドが削除されているか、またはプロピオニル-CoA:スクシニル-CoAトランスフェラーゼの発現が前記親微生物細胞と比較して減少しており、組換え微生物細胞が、炭素源の存在下で、(a)、(b)および(c)によるポリヌクレオチドを発現するために有効な条件下で培養したとき、奇数鎖脂肪酸誘導体および偶数鎖脂肪酸誘導体を含む脂肪酸誘導体組成物を生成し、前記脂肪酸誘導体組成物における脂肪酸誘導体の少なくとも10%が奇数鎖脂肪酸誘導体であり、かつ、前記奇数鎖脂肪酸誘導体および偶数鎖脂肪酸誘導体が、脂肪酸、脂肪アルデヒド、脂肪アルコール、脂肪エステル、炭化水素、ケトンおよびそれらの組み合わせから選択される、組換え微生物細胞。
IPC (10件):
C12N 1/21 ( 200 6.01) ,  C12N 15/54 ( 200 6.01) ,  C12N 15/60 ( 200 6.01) ,  C12N 15/52 ( 200 6.01) ,  C12N 15/55 ( 200 6.01) ,  C12P 7/64 ( 202 2.01) ,  C12P 7/6436 ( 202 2.01) ,  C12N 15/67 ( 200 6.01) ,  C12N 15/70 ( 200 6.01) ,  C12R 1/19 ( 200 6.01)
FI (10件):
C12N 1/21 ,  C12N 15/54 ZNA ,  C12N 15/60 ,  C12N 15/52 Z ,  C12N 15/55 ,  C12P 7/64 ,  C12P 7/643 ,  C12N 15/67 Z ,  C12N 15/70 Z ,  C12R 1:19
引用文献:
審査官引用 (5件)
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