特許
J-GLOBAL ID:202203015459298180
マウス大腸蟯虫の検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
廣田 雅紀
, 廣田 鉄平
, 小澤 誠次
, 東海 裕作
, 堀内 真
, 山内 正子
, 園元 修一
, 山村 昭裕
, 富田 博行
, 篠田 真希恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-118717
公開番号(公開出願番号):特開2022-015698
出願日: 2020年07月09日
公開日(公表日): 2022年01月21日
要約:
【課題】比較的簡便にマウス由来の糞試料を調製でき、かつ、当該糞試料中に含まれるマウス大腸蟯虫由来のゲノムDNAを感度よく定量的に検出できる方法やキットを提供すること。
【解決手段】マウスの糞からアルコール沈殿処理により糞試料を調製し、マウス大腸蟯虫リボソームDNA由来ITS-2領域のDNAを特異的に増幅するLNA含有プライマーセットと、当該領域のDNAに特異的にハイブリダイズし、蛍光物質及びクエンチャー物質で標識されたLNA含有プローブとを用いたPCRを行う。
【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程(a)~(c)を含むことを特徴とする、マウス大腸蟯虫の検出方法。
(a)被験マウスの糞を含む液を、ビーズ存在下でホモジナイズ処理した後、アルコール沈殿処理を行うことにより糞試料を調製する工程;
(b)調製した糞試料と、以下のプライマーセット(i)及びプローブ(ii)とを用いてPCR(Polymerase Chain Reaction)を行う工程;
(i)配列番号1に示されるヌクレオチド配列と少なくとも90%の同一性を有する、マウス大腸蟯虫のリボソームDNAにおけるITS-2(Internal Transcribed Spacer 2)領域のDNAを増幅可能なプライマーセットであって、1又は2以上のLNA(locked nucleic acid)を含むフォワードプライマーと、1又は2以上のLNAを含むリバースプライマーとからなる、前記プライマーセット
(ii)前記プライマーセットにより増幅される、マウス大腸蟯虫のリボソームDNAにおけるITS-2領域のDNAにハイブリダイズするプローブであって、5’末端が蛍光物質で標識され、3’末端がクエンチャー物質で標識され、かつ、1又は2以上のLNAを含む、前記プローブ
(c)蛍光物質由来の蛍光シグナルを検出する工程;
IPC (2件):
FI (2件):
C12Q1/686 Z
, C12Q1/6888 Z
Fターム (18件):
4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ03
, 4B063QQ28
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS32
, 4B063QS34
, 4B063QX02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
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Veterinary Parasitology, 2008, Vol.153, p.379-383
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日本分子生物学会年会講演要旨集, 2019, Vol. 第42回, #2P-0671
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腸内細菌学雑誌, 2006, Vol.20, p.259-262
-
動衛研ニュース, 2010, No.38, p.10
-
BioTechniques, 2005, Vol.38, No.4,, p.605-610
-
Molecular and Cellular Probes, 2003, Vol.17, p.253-259
-
Database DDBJ/EMBL/GenBank [online], Accession No. EU263107.2, 03-JUN-2008 uploaded, [2024年04月24日
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