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J-GLOBAL ID:202302224472990082   整理番号:23A0065836

福島沖における海洋環境中の放射性セシウムの濃度変動について

Variation of radiocaesium activity concentrations in marine environment around off Fukushima
著者 (12件):
資料名:
号: 2022-2  ページ: 88-91 (WEB ONLY)  発行年: 2022年11月 
JST資料番号: U0585A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2016年から2020年まで,JAMSTECの調査研究の新青丸は,福島沖の放射性核種の動態と生物利用性に関する4つの調査航海を実施した。海水,堆積物および生物は,主に福島第一原子力発電所(FDNPS)の周りで採取された。これらの航海の目的は,FDNPS事故によって海洋に放出された放射性核種のフラックスを観察し,放射性核種の生物利用性を理解することである。海洋環境の汚染レベルを理解するために,福島周辺の海水と堆積物中の放射性セシウム(Cs)の濃度を調べた。その結果,海水中の134Csは2016年のStn.NPOでのみ観察され,2016年のNPO.Stnの溶存137Csの濃度範囲は,2016年の13-22mBq/Lから2020年の4-7mBq/Lに減少した。この点に関しては,これらは時間とともに減少する傾向があった。一方,堆積物では,Stn.NPOでの137Cs濃度は,2016年から2017年まで深層より表層(0-2cm)で高かった。これらの傾向は,Stns.NP2とNP1でサブ表層で増加する傾向があったが,Stn.NP3ではこれらは時間とともに減少する傾向があった。堆積物の表層(0-10cm)における137Cs蓄積量(Bq/m2)は各観測所で変化がなかった。堆積物における137Cs放射能濃度の鉛直分布は年毎に変化するが,各観測所の蓄積量に著しい変化はないことが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
タイトルに関連する用語 (4件):
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