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J-GLOBAL ID：202302230646421510   整理番号：23A1900103

ガボール分割スペクトル拡散信号による遅延・ドップラー推定

Delay-Doppler Estimation Using Gabor-Division Spread Spectrum signals

著者 (1件)： 實松豊 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 123  号： 66(NLP2023 13-28)  ページ： 39-44 (WEB ONLY)  発行年： 2023年06月01日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在の主要なレーダーの変調方式として,周波数変調連続波(FM-CW)レーダーとパルス圧縮レーダーがある。後者は,チャープ信号を使用するものと位相コードを使用するものに分かれる。これらのレーダーの変調方式の信号処理は移動体通信の変調方式と比べると単純であり,より複雑なディジタル信号処理の搭載が可能と考えられる。本発表では,筆者を含めたグループで行っているレーダーのための波形設計の基礎理論構築のための一連の研究を紹介する。時間領域表現と周波数領域表現を同時に考慮するため,基本波形としてガウス波形を使用して基底帯域信号を設計する。また,我々が開発した時間遅延とドップラー周波数を同時に推定する手法であるPhase Updating Loop(PUL)を紹介する。最後に,今後の展望を述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： スペクトル拡散変調 ,  *CWレーダ ,  *Dopplerレーダ ,  チャープ ,  信号変調 ,  移動通信 ,  *信号処理 ,  信号特性 ,  周波数領域 ,  時間領域
準シソーラス用語： チャープ信号 ,  *ディジタル信号処理 ,  移動体通信 ,  *周波数変調連続波レーダ ,  変調方式

分類 (2件)： レーダ  (ND13010H) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (24件)：

• 伊藤信一, レーダシステムの基礎理論, コロナ社, 2015.
• 高橋徹, 通信技術者のためのレーダの基礎, コロナ社, 2019.
• M. A. Richards, J. A. Scheer, and W. A. Holm, Principles of Modern Radar Vol.1: Basic Principles, SciTech Publishing, 2010
• 岡田実, “地上デジタルテレビ放送移動受信のためのOFDM受信技術,” 信学技報情報理論研究会, vol.103, no.498, pp.1-12, 2003.
• A. Gameiro, et al. “Research challenges, trends and applications for future joint radar communications systems,” Wireless Personal Communications, vol.100, pp.81-96, 2018.

タイトルに関連する用語 (4件)： ボール ,  スペクトル拡散信号 ,  遅延 ,  推定