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J-GLOBAL ID:202302241753055845   整理番号:23A1753283

光配向を利用したプロトン伝導異方性の制御

著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 77-80 (WEB ONLY)  発行年: 2023年06月22日 
JST資料番号: U2491A  ISSN: 2423-8805  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・アクリル酸とアゾベンゼン誘導体の共重合体をフリーラジカル重合で合成し,DSCおよび偏光顕微鏡観察を行い,液晶部位と凝集アクリル酸部位が主鎖を介して相分離したヘテロラメラ構造が示唆。
・スピンコート膜のナノ構造解析を行い,熱アニール処理後のGI-XRS測定の二次元散乱プロファイルから,ヘテロスメクチックラメラ構造による散乱とメソゲンのパッキングによる散乱を観測。
・アクリル酸(AA)が70mol%以上では,5.8×10-3Scm-1のプロトン伝導が得られ,膜厚依存性がなく,水素結合を介したGriffth機構によるプロトン伝導を示唆。
・AA導入率が50mol%以下の場合,膜厚が減少するに従い,σが減少し,薄膜/空気および基板/薄膜界面近傍を介した界面伝導によりプロトン伝導が起きていると推定。
・液晶性ブロック共重合体を少量添加し,液晶温度以下で可視偏光を照射し,光配向による二色性,プロトン伝導度の異方性を確認し,AAナノチャネルが基板に垂直配向のスメクチックラメラ構造を推定。
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分類 (2件):
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固体中の拡散一般  ,  高分子固体の物理的性質 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (5件):
  • Y. Nagao, H. Iwatsuki, M. Hara, S. Nagano: J. Mater. Chem. A, 2 (2014) 6895.
  • T. Sato, Y. Hayasaka, M. Mitsuishi, T. Miyashita, S. Nagano, J. Matsui: Langmuir, 31 (2015) 5174.
  • K. Fukuhara, S. Nagano, M. Hara, T. Seki: Nat. Commun., 5 (2014) 3320.
  • K. Fukuhara, Y. Fujii, Y. Nagashima, M. Hara, S. Nagano, T. Seki: Angew. Chem. Int. Ed., 52 (2013) 5988.
  • A. Suwansoontorn, K. Yamamoto, S. Nagano, J. Matsui, Y. Nagao: Electrochemistry, 89 (2021) 401.
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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