抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新型コロナウィルス感染拡大に伴い,さまざまな場面においてオンライン化された取り組みがなされるようになった.オンラインのみで行われるものに加えて,対面とのハイブリッドな場も多くなった.学会運営においてもこれは例外ではなく,情報処理学会インターネットと運用技術研究会(IOT研究会)でも研究発表会のオンライン化の後にハイブリッド化が行われ,多くの研究発表会が実施されてきた.オンラインのみの配信環境では,多くは人が分散的になり,ZoomやWebexなどのWeb会議システムを駆使すればほぼ目的を達成できた.しかし,ハイブリッドな環境においては,対面環境の整備も必要であり,オンラインと対面の両方を意識した環境構築が必要となる.本稿では,IOT研究会におけるハイブリッド対応に関して,1)既設システムをより深く活用するもの,2)一般的なWeb会議での利用機器を用いるもの,3)可搬物をシンプル・軽量にしたもの,といった類型に分類し,類型ごとにまとめてそれぞれの研究発表会でのシステム構成や実際のハイブリッド開催の研究会での運用の知見を網羅的にまとめる.(著者抄録)