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J-GLOBAL ID：202302264377436149   整理番号：23A0154156

火星衛星探査計画MMXの概要と開発状況

Martian Moons eXploration (MMX), Overview and Development Status

著者 (5件)： 川勝康弘 (JAXA) ,  倉本圭 (JAXA) ,  大嶽久志 (JAXA) ,  今田高峰 (JAXA) ,  馬場肇 (JAXA)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 66th  ページ： ROMBUNNO.2D01  発行年： 2022年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ミッション火星衛星探査(MMX)は,2つの火星衛星を調査しフォボスからのサンプルをリターンするために計画されている。MMXは2024年に打ち上げられ,2029年に火星球から世界の最初のサンプルリターンを達成する。本ミッションの目標は,火星衛星の起源を明らかにし,次に,初期太陽系の内側と外側部分の間の境界周辺の惑星系形成と原始物質輸送の理解を深めることである。フォボスからのサンプルは,火星表面からのサンプル流量が無視できない程度に含むことと予想される。火星サンプルは,宇宙生物学を含む火星科学に寄与するであろう。また,MMXは,天然の宇宙ステーションとしてフォボスを使用する可能性を調査し,火星球へのラウンドトリップに必要な技術を確立することによって,先駆的な将来の有人火星探査にも貢献する。概観とミッションとその現状をこの論文で提示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *火星 ,  *衛星 ,  *探査 ,  計画 ,  試料 ,  惑星探査 ,  太陽系 ,  システム ,  宇宙生物学 ,  宇宙ステーション ,  義務 ,  仕事 ,  役割
準シソーラス用語： サンプル ,  サンプルリターン ,  フォボス ,  ミッション ,  起源 ,  惑星系

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (29件)：

• JAXA:火星衛星探査計画(MMX)のプロジェクト移行審査の結果について,文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会(第53回), 2020年2月.
• 内閣府:宇宙基本計画工程表(令和3年12月28日宇宙開発戦略本部決定)
• JAXA:宇宙科学・探査プログラムについての検討状況、宇宙政策委員会 宇宙産業・科学技術基盤部会 宇宙科学・探査小委員会 第25回会合、2019年11月.
• JAXA:月・火星探査のプログラム化について、宇宙政策委員会 宇宙産業・科学技術基盤部会 宇宙科学・探査小委員会 第21回会合、2019年8月.
• 大嶽久志、他:火星衛星探査計画 MMX の総括CDR 結果報告、第66回宇宙科学技術連合講演会、2D02、2022.

タイトルに関連する用語 (7件)： 火星 ,  衛星 ,  探査 ,  計画 ,  概要 ,  開発 ,  状況