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J-GLOBAL ID：202302278615326560   整理番号：23A0151382

リュウグウ試料の局所その場同位体分析からわかったリュウグウ母天体の水質変成温度と年代

In-situ oxygen and manganese-chromium isotope studies of Ryugu: Implications to temperature and timing of aqueous activity.

著者 (13件)： 永島一秀 (ハワイ大) ,  川崎教行 (北大) ,  坂本直哉 (北大) ,  中村智樹 (東北大) ,  野口高明 (京大) ,  岡崎隆司 (九大) ,  薮田ひかる (広島大) ,  奈良岡浩 (九大) ,  坂本佳奈子 (JAXA) ,  渡邊誠一郎 (名古屋大) ,  津田雄一 (JAXA) ,  橘省吾 (東大) ,  圦本尚義 (北大)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 69th  ページ： p.107-(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小惑星探査機「はやぶさ2」がC型小惑星リュウグウから持ち帰った試料は,強い水質変成を通じて形成された二次鉱物から構成されており,CIコンドライトとの類似性を示す(e.g.,Yokoyama et al.,2022;Nakamura et al.,2022)。リュウグウ試料の酸素同位体を研究することで,リュウグウ母天体にて水質変成を引き起こした水に関して,その起源や進化などについて制約を与えることが期待される。また,短寿命核種である53Mnの壊変を利用した53Mn-53Cr相対年代測定法を適用することで,水質変成がいつ起こったかについて決定できる可能性がある。我々は,はやぶさ2試料初期分析の一環として,二次イオン質量分析法を用いた微小領域その場同位体分析を行った。結果の一部はYokoyama et al.(2022)にて報告しており,本講演ではそれらを中心に紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 小惑星 ,  惑星探査 ,  試料採取 ,  相互作用 ,  水 ,  *惑星物質 ,  マンガン同位体 ,  *変成反応 ,  反応温度 ,  *同位体年代測定 ,  クロム同位体 ,  同位体分析 ,  同位体存在比 ,  酸素同位体 ,  *リュウグウ ,  *母天体 ,  サンプルリターンミッション ,  水-岩石相互作用
準シソーラス用語： サンプルリターン ,  岩石-水相互作用 ,  *水質変成作用

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (7件)： リュウグウ ,  試料 ,  同位体分析 ,  母天体 ,  水質 ,  変成 ,  年代