特許
J-GLOBAL ID:202303001258205466
背景指向シュリーレン法における測定分解能の向上を目的とした流れ場の密度勾配可視化方法、プログラム、システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
長友 隆典
, 常本 俊幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-125006
公開番号(公開出願番号):特開2023-019924
出願日: 2021年07月30日
公開日(公表日): 2023年02月09日
要約:
【課題】複雑な光学系の装置を必要せず、衝撃波を含む超音速流れ場などの急激な密度変化を伴う擾乱の密度勾配を適切に評価し、現象をよく再現する密度勾配可視化方法及びシステムを提供する。
【解決手段】密度勾配可視化システムは、背景画像を用いて密度分布のない状態で計測領域を撮影して参照画像を取得する参照画像取得手段と、背景画像を用いて密度分布が発生した状態での計測領域を撮影して計測画像を取得する計測画像取得手段と、取得した参照画像及び計測画像に対し輪郭抽出処理を行い、参照画像から参照輪郭画像、計測画像から計測輪郭画像をそれぞれ生成する輪郭抽出手段と、輪郭抽出手段によって生成した参照輪郭画像及び計測輪郭画像のペアに基づいて密度勾配を算出する密度勾配算出手段と、算出した密度勾配に基づいて計測領域における観測対象の密度分布の状態を可視化した結果画像を出力する結果画像出力手段と、を備える。
【選択図】図24
請求項(抜粋):
計測領域の後方に背景画像を、前方に撮影手段を配置し、観測対象となる流れ場の密度分布が発生してない状態で計測領域を撮影した参照画像と、観測対象となる流れ場の密度分布が発生した状態で計測領域を撮影した計測画像の2つの画像から密度勾配を算出することによって、観測対象となる流れ場の密度勾配を可視化する方法であって、
前記背景画像を用いて、密度分布が発生していない状態で計測領域を撮影することにより、前記参照画像を取得する参照画像取得ステップと、
前記背景画像を用いて、密度分布が発生した状態で計測領域を撮影することにより、前記計測画像を取得する計測画像取得ステップと、
取得した前記参照画像および前記計測画像に対し、輪郭抽出処理を行って、前記参照画像から参照輪郭画像、前記計測画像から計測輪郭画像をそれぞれ生成する輪郭抽出ステップと、
前記輪郭抽出ステップによって生成した、前記参照輪郭画像および前記計測輪郭画像のペアに基づいて、密度勾配を算出する密度勾配算出ステップと、
前記算出した密度勾配に基づいて、計測領域における観測対象の密度分布の状態を可視化した結果画像を出力する結果画像出力ステップと、
を備えたことを特徴とする密度勾配可視化方法。
IPC (3件):
G06T 7/254
, G01N 21/17
, G01N 21/41
FI (3件):
G06T7/254 B
, G01N21/17 A
, G01N21/41 Z
Fターム (15件):
2G059AA05
, 2G059BB01
, 2G059EE04
, 2G059FF01
, 2G059KK04
, 2G059MM01
, 5L096BA08
, 5L096DA01
, 5L096FA06
, 5L096FA39
, 5L096GA02
, 5L096GA08
, 5L096GA17
, 5L096GA55
, 5L096HA02
引用特許:
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