特許
J-GLOBAL ID:202303002290454423

流体センサシステム、演算装置、及び流れ方向の推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 松沼 泰史 ,  伊藤 英輔 ,  橋本 宏之 ,  古都 智 ,  鎌田 康一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-038594
公開番号(公開出願番号):特開2023-132965
出願日: 2022年03月11日
公開日(公表日): 2023年09月22日
要約:
【課題】限られた設置スペースに設置した場合であっても流体の流れの方向を容易かつ高精度に検出する。 【解決手段】流体センサシステムは、センサと、演算装置と、を備える。センサは、発熱体と、発熱体を挟んで対向配置された二つの温度センサからなるセンサ対を、発熱体の周囲を囲むように三対以上備えた外周センサ部と、を備え、演算装置は、三対以上のセンサ対のうち、センサ対の一方の温度センサで検出される温度に応じた出力値と他方の温度センサで検出される温度に応じた出力値との出力差分が最も大きいセンサ対を特定する第一特定部と、特定されたセンサ対に対し、周方向で隣接する他のセンサ対を特定する第二特定部と、出力差分が最も大きいセンサ対における出力差分と、周方向で隣接する他のセンサ対における出力差分とに基づき、前記流体の流れ方向を推定する流れ方向推定部と、を備える。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
流体の流路を形成する流路形成面に配置されたセンサと、 前記センサからの出力に基づいて前記流路における前記流体の流れ方向を推定する演算装置と、を備え、 前記センサは、 前記流路形成面に配置され、外部電源から供給される電力によって発熱する発熱体と、 前記発熱体を挟んで対向配置された二つの温度センサからなるセンサ対を、前記発熱体の周囲を囲むように周方向に間隔をあけて三対以上備えた外周センサ部と、を備え、 前記演算装置は、 三対以上の前記センサ対のうち、前記センサ対の一方の前記温度センサで検出される温度に応じた出力値と他方の前記温度センサで検出される温度に応じた出力値との出力差分が最も大きい前記センサ対を特定する第一特定部と、 特定された前記センサ対に対し、前記周方向で隣接する他の前記センサ対を特定する第二特定部と、 前記出力差分が最も大きい前記センサ対における出力差分と、前記周方向で隣接する他の前記センサ対における出力差分とに基づき、前記流体の流れ方向を推定する流れ方向推定部と、を備える 流体センサシステム。
IPC (1件):
G01P 13/02
FI (1件):
G01P13/02
Fターム (2件):
2F034AB05 ,  2F034DB09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 流体センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2019-038261   出願人:ミネベアミツミ株式会社

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