特許
J-GLOBAL ID:202303003780582400
処理装置、処理方法、およびプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2023-032833
公開番号(公開出願番号):特開2023-156984
出願日: 2023年03月03日
公開日(公表日): 2023年10月25日
要約:
【課題】 複数の母集団において影響因子により影響を受ける被影響因子を同時に特定するための指標を算出することができるようにする。
【解決手段】 処理装置100は、複数の母集団における標本データから共通影響因子のデータおよび非共通影響因子(固有影響因子)のデータを抽出して、共通影響因子行列X
m
および固有影響因子行列Z
m
を作成し、共通影響因子行列X
m
および固有影響因子行列Z
m
を用いてスパース正則化を適用した回帰分析を実行することにより、共通影響因子行列X
m
に対する回帰係数行列B
m
および固有影響因子行列Z
m
に対する回帰係数行列C
m
を算出する。
【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の影響因子と、当該複数の影響因子により影響を受ける少なくとも1つの被影響因子との関係を表す回帰式における回帰係数を算出する処理を実行する処理装置であって、
前記複数の影響因子のデータと、前記少なくとも1つの被影響因子のデータと、をそれぞれが含む複数の標本データとして、複数の母集団のそれぞれにおける複数の標本データを取得する標本データ取得手段と、
前記複数の標本データのうち、前記複数の母集団の全てに存在する前記影響因子である共通影響因子のデータを抽出することと、前記複数の標本データのうち、前記共通影響因子と異なる前記影響因子である非共通影響因子のデータを抽出することと、を実行する標本データ抽出手段と、
前記被影響因子のデータと、前記共通影響因子のデータと、前記非共通影響因子のデータと、を用いて、スパース正則化を適用した回帰分析を実行することにより、第1回帰式における第1回帰係数を前記回帰係数として算出する第1回帰係数算出手段と、
を有し、
前記第1回帰式の説明変数は、前記共通影響因子と、前記非共通影響因子と、を含み、
前記第1回帰式の目的変数は、前記被影響因子を含み、
前記第1回帰式は、前記共通影響因子の値を要素とする共通影響因子行列と、当該共通影響因子に対する前記第1回帰係数の値を要素とする回帰係数行列と、を含む項と、前記非共通影響因子の値を要素とする非共通影響因子行列と、当該非共通影響因子に対する前記第1回帰係数の値を要素とする回帰係数行列と、を含む項と、を別々の項として含み、
前記第1回帰係数算出手段は、前記第1回帰式で算出される前記被影響因子の値と、前記標本データにおける前記被影響因子の値と、の差を表す損失関数と、前記共通影響因子に対する前記第1回帰係数のスパース正則化項と、前記非共通影響因子に対する前記第1回帰係数のスパース正則化項と、を含むコスト関数を用いて、前記第1回帰式における前記第1回帰係数を算出する、処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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微生物群の特定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2019-105590
出願人:日本製鉄株式会社
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