特許
J-GLOBAL ID:202303015084387846

FDTD解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 光宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-082029
公開番号(公開出願番号):特開2023-170345
出願日: 2022年05月19日
公開日(公表日): 2023年12月01日
要約:
【課題】 電磁波および音波の伝搬を解析するFDTD法において精度向上および計算時間短縮の両立を図る。 【解決手段】 電磁波および音波の伝搬を解析するFDTD法において、奇数階微分項を付加した差分式を用いる。6次精度のFDTD法の場合は、4次精度の3階微分項×α、2次精度の5次微分項×βを付加した差分式とすることができる。係数α、βは、クーラン数Cと相関を有しており、分散関係式によって伝搬する波の位相速度を求め、理論値との誤差が最小となるように探索的に設定する こうして得られた差分式を用いて解析することにより、精度向上を図りつつ、クーラン数を大きくすることができ、演算の所要時間を短縮することができる。 【選択図】 図3
請求項(抜粋):
コンピュータによって、FDTD法により電波または音波の伝搬を表す2つの方程式に含まれる2つの状態量を数値計算するFDTD解析方法であって、 前記コンピュータが実行する工程として、 (a)空間内に設定された各格子点における2つの前記状態量その他の初期条件を入力し、前記コンピュータのメモリの所定領域に格納するステップと、 (b)前記方程式の第一式を表す差分式によって、所定の時間刻みΔt後の前記格子点における第1の状態量を計算し、結果を前記コンピュータのメモリの所定領域に格納するステップと、 (c)前記方程式の第二式を表す差分式によって、所定の時間刻みΔt後の前記格子点における第2の状態量を計算し、結果を前記コンピュータのメモリの所定領域に格納するステップと、 (d)所定の終了条件に至るまで前記ステップ(b)、(c)を繰り返し実行するステップとを備え、 前記差分式は、FDTD法の計算式に、奇数階微分に係数を乗じた付加項を1つ以上加算した式であるFDTD解析方法。
IPC (1件):
G06F 17/13
FI (1件):
G06F17/13
Fターム (1件):
5B056BB03
引用特許:
出願人引用 (1件)

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